スプレッドシートで日付に曜日を自動表示する2つの方法|表示形式とTEXT関数・土日の色分けも
Googleスプレッドシート(スプシ)で、日付の隣に「(月)」「(火)」などの曜日を自動で表示したい——この記事はその決定版ガイドです。
方法は大きく2つ。①表示形式(カスタム数値形式)で同じセルに曜日を出す方法と、②TEXT関数で別セルに曜日を出す方法です。さらに応用として、土日に自動で色を付ける方法や、曜日が英語で表示されてしまうときの対処法まで、画像つきで解説します。
| 方法 | 曜日の出る場所 | 向いている場面 |
| 表示形式(カスタム数値形式) | 日付と同じセル | 予定表・カレンダーなど見た目重視 |
| TEXT関数 | 別のセル(または関数内) | 曜日だけ取り出したい・他の関数と組み合わせたい |
Youtube動画でもやり方を説明していますので、よかったらこちらもどうぞ。
方法①:表示形式で日付に曜日を追加する(同じセルに表示)
まずは一番よく使う方法から。セルの値は日付のまま、見た目だけ「2023/1/1(日)」のように変える方法です。値が日付のままなので、後から計算や並べ替えにもそのまま使えます。
ステップ1:普通に日付を入力する
ステップ2:表示形式をクリック
ステップ3:数字→カスタム数値形式をクリック
ステップ4:「yyyy/m/d(ddd)」と入力して「適用」
最初に「カスタム数値形式」を開くと「yyyy/m/d」という表記になっているはずです。
そのため「サンプル」の日付表示には「曜日」は表示されていません。
これに対して、末尾に(ddd)を追加すると、サンプルに曜日が追加表示されます。
そして「適用」ボタンをクリックしてください。
結果
これで日付に「曜日」を追加表示することができました。
・日付を下にドラッグしてコピー(オートフィル)すれば、連続した日付+曜日のカレンダーが一気に作れます。
・範囲をまとめて選択してから表示形式を設定すれば、既存の日付列にも一括で曜日を付けられます。
ショートカットキーを活用した「表示形式」の変更方法
「Alt+O」で表示形式メニューを呼び出す
Googleスプレッドシートには、ショートカットキー「Alt+O」で表示形式メニューを呼び出すことができます。
・アルファベットの「O」を使います。数字の「0」ではないことに要注意。
・「Alt」とアルファベット「O」は、同時押しがポイント
・「Alt」だけ先に押してしまうと表示形式メニューが表示されないので注意。
方法②:TEXT関数で日付に曜日を表示する
Googleスプレッドシートでは「TEXT(テキスト)関数」で日付に曜日を追加表示することも可能です。
テキスト関数は、「値」と「表示形式」の2つの情報を入力して、セルの表示形式メニューではなく、関数で表示形式を指定することができる機能を持っています。
入力内容に少しだけ注意が必要なので、入力内容と表示内容を下の表に整理しました。
| 入力内容 | 表示内容 | 判定 |
| =TEXT(“2023/1/1“,”yyyy/m/d(ddd)”) | 2023/1/1(日) | ○ |
| =TEXT(2023/1/1,”yyyy/m/d(ddd)”) | 1905/7/15(土) | × |
入力内容で注意をしていただきたいのが、日付をダブルクオーテーション(“)で囲むこと。
これによって入力内容と表示内容が同じになります。
一方で、ダブルクオーテーションで囲まない場合は、入力内容と異なる表示内容が表示されるので注意が必要です。
セル参照で「曜日だけ」を別セルに表示する
実務で多いのが、A列に日付、B列に曜日だけを表示したいというパターン。この場合は、B列にセル参照でTEXT関数を入れます。
| B列に入力する数式 | 表示内容(A1が2023/1/1の場合) |
| =TEXT(A1,”ddd”) | 日 |
| =TEXT(A1,”(ddd)”) | (日) |
| =TEXT(A1,”dddd”) | 日曜日 |
この式を下までコピーすれば、日付列に対応した曜日列が完成します。A列の日付を変更すれば、曜日も自動で追従します。
コラム:dddd(4文字)で※曜日まで表示できる
Googleスプレッドシートでは、ddd(3文字)で曜日の1文字目だけを表示させることができます。
さらにdddd(4文字)で曜日を「日曜日」や「月曜日」といった表示も可能です。
入力内容と表示内容の違いを下の表に整理しましたので、ご参考までに!
| 入力内容 | 表示内容 |
| =TEXT(“2023/1/1“,”yyyy/m/d(ddd)”) | 2023/1/1(日) |
| =TEXT(“2023/1/1“,”yyyy/m/d(dddd)”) | 2023/1/1(日曜日) |
応用:土日に自動で色を付ける(条件付き書式×WEEKDAY関数)
曜日を表示したら、次にやりたくなるのが「土曜は青、日曜は赤」の色分けです。条件付き書式とWEEKDAY関数を組み合わせれば、日付を入れるだけで自動で色が付きます。
- 色を付けたい範囲(例:A1:A31)を選択します。
- メニューの「表示形式」→「条件付き書式」をクリックします。
- 「セルの書式設定の条件」で「カスタム数式」を選びます。
- 日曜用に =WEEKDAY($A1)=1 と入力し、背景色を赤系に設定して「完了」。
- 「条件を追加」で土曜用に =WEEKDAY($A1)=7 を入力し、背景色を青系に設定します。
・WEEKDAY関数は日付の曜日を数値で返す関数です(日曜=1、月曜=2、…、土曜=7)。
・行全体に色を付けたい場合は、範囲をA1:C31のように広げて、数式は「$A1」のまま(列だけ$で固定)にするのがポイントです。
曜日がうまく表示されないときの対処法
- 曜日が「Sun」「Mon」など英語になる … スプレッドシートの言語(ロケール)設定が日本以外になっています。メニューの「ファイル」→「設定」→「地域」を「日本」に変更してください。
- (ddd)と入力したのに曜日が出ない … セルの値が日付ではなく「文字列」になっている可能性があります。セルを選択して数式バーの表示を確認し、左詰め表示(文字列扱い)なら日付として入力し直してください。
- TEXT関数の結果がおかしい … 日付を直接書く場合はダブルクオーテーションで囲んでいるか確認してください(本文の表を参照)。セル参照なら囲む必要はありません。
よくある質問
Q. 今日の日付と曜日を自動で表示するには?
A. =TEXT(TODAY(),”yyyy/m/d(ddd)”) と入力すれば、開いた日の日付+曜日が自動で表示されます。TODAY関数がその日の日付を返し、TEXT関数が曜日付きの表示に整えます。
Q. 曜日だけを別のセルに表示したいのですが?
A. =TEXT(A1,”ddd”)(短い表示)または=TEXT(A1,”dddd”)(「月曜日」表示)を使ってください。A1に日付が入っていれば、曜日だけが表示されます。
Q. Excelでも同じ方法が使えますか?
A. 使えます。Excelでも「セルの書式設定」のユーザー定義に「yyyy/m/d(aaa)」(Excelでは日本語曜日はaaa)、TEXT関数なら=TEXT(A1,”aaa”)です。スプレッドシートは「ddd」、Excelは「aaa」と記号が違う点に注意してください(詳しくはExcelとスプレッドシートのTEXT関数の違いの記事へ)。
Q. 表示形式とTEXT関数、どちらを使うべきですか?
A. 同じセルで見た目だけ変えたいなら表示形式、曜日を文字として取り出して他の関数や別セルで使いたいならTEXT関数がおすすめです。表示形式ならセルの値は日付のままなので、日付計算や並べ替えにそのまま使えます。
まとめ
- 同じセルに曜日を出すなら表示形式(カスタム数値形式)で「yyyy/m/d(ddd)」
- 別セルに曜日だけ出すならTEXT関数「=TEXT(A1,”ddd”)」
- ddd=短い曜日(日)、dddd=長い曜日(日曜日)
- 土日の色分けは条件付き書式×WEEKDAY関数(日曜=1、土曜=7)
- 曜日が英語になるときは「ファイル」→「設定」→「地域」を日本に
以上、この記事がお役に立てれば嬉しいです。







