「大量の画像をまとめて小さくしたい」「ブログ用に画像サイズを統一したい」というとき、1枚ずつ編集するのは大変です。そんなときに便利なのが、Microsoft公式の無料ツールPowerToysに含まれるImage Resizer(イメージリサイザー)です。

非常に便利で、スマホで撮影した書類画像の整理などに非常に便利です。

なぜならスマホで撮影した写真は、1枚あたり3MB~6MBなどファイルサイズとして非常に大きいです。

1000枚ですぐに1GB以上に到達してしまいます。

そこで、Image Resizerを活用すると、画質をそこまで落とさなくても1枚3MB(3000kB)→100kBと非常に小さくしてくれます。

画像のファイルサイズが小さくなれば、ストレージを圧迫することなく、

ファイル整理作業もサクサク、ストレスなく勧めることが可能です。

右クリックするだけで複数の画像を一括でサイズ変更できる神機能を、この記事では基本操作から細かい設定まで徹底解説します。

Image Resizerとは?

Image Resizerは、PowerToysに含まれる画像の一括リサイズ機能です。エクスプローラーで画像を右クリックするだけで、専用ソフトを開くことなく複数の画像をまとめて縮小・拡大できます。

項目 内容
料金 無料(PowerToysの一機能)
操作方法 右クリックメニューから選ぶだけ
一括処理 複数画像を同時にリサイズ可能
対応形式 JPEG・PNG・GIF・TIFF・BMP など
元画像 残す・置き換えるを選択可能

事前準備:PowerToysをインストールする

Image Resizerを使うには、まずPowerToysをインストールする必要があります。Microsoft Storeで「PowerToys」と検索し、提供元がMicrosoft Corporationのものをインストールしてください。詳しい手順はPowerToysの使い方とインストール方法の記事で解説しています。

インストール後、PowerToysの設定画面で「Image Resizer」がオンになっていることを確認しましょう。

基本的な使い方(3ステップ)

  1. リサイズしたい画像を複数選択する(Ctrlキーを押しながらクリック、またはドラッグで範囲選択)
  2. 選択した画像を右クリック →「画像のサイズ変更」を選択
    ※メニューに出ない場合は「その他のオプションを表示」の中にあります
  3. サイズを選んで「サイズ変更」ボタンをクリック

たったこれだけで、選択したすべての画像が一括でリサイズされます。デフォルトでは元画像とは別に、リサイズ後の画像が新しく作成されます。

プリセットサイズの種類

Image Resizerには、あらかじめ用意された4つのサイズがあります。

サイズ名 目安の大きさ 主な用途
小(Small) 854 × 480px サムネイル・SNSアイコン
中(Medium) 1366 × 768px ブログ・メール添付
大(Large) 1920 × 1080px フルHD表示・資料
携帯電話(Phone) 320 × 568px スマホ向け軽量画像

※実際のピクセル数は設定で変更できます。これらはあくまで初期値です。

フィル・フィット・ストレッチの違い(重要)

サイズ変更の際、画像の縦横比をどう扱うかを3つのモードから選べます。これを理解すると、思い通りにリサイズできます。

モード 動作 トリミング 縦横比
フィット(おすすめ) 指定サイズ内に画像全体が収まる なし 保持
フィル 指定サイズいっぱいに埋める あり(はみ出しを切る) 保持
ストレッチ 指定サイズちょうどに引き伸ばす なし 崩れる
  • フィット:画像が切れず、歪まない。最も使いやすく初心者におすすめ
  • フィル:指定サイズぴったりにしたいが、はみ出す部分は切ってよい場合
  • ストレッチ:縦横比を無視して無理やり指定サイズにする(画像が歪むので注意)

ポイント:幅か高さのどちらかを空欄にすると、もう一方に合わせて縦横比を保ったまま自動計算されます。「横幅800pxにしたい、高さは自動」という場合に便利です。

カスタムサイズで好きな大きさに変更する

プリセット以外の大きさにしたい場合は、サイズ変更画面でカスタムを選び、数値を直接入力します。

  • 単位はピクセル・パーセント・センチメートル・インチから選択可能
  • 「50パーセント」と指定すれば、元画像の半分のサイズに一括縮小できる
  • 「画像を拡大しない」にチェックすると、指定より小さい画像はそのまま(縮小だけ行う)

ファイル名を自動で連番・カスタマイズする

リサイズ後のファイル名は、設定で自由にカスタマイズできます。パラメーターを使うと、元の名前やサイズを自動で挿入できます。

パラメーター 意味
%1 元のファイル名
%2 サイズ名(小・中・大など)
%3 指定した幅
%4 指定した高さ
%5 実際の高さ
%6 実際の幅

設定例:

  • %1 (%2) → 「example (Small).png」のようにサイズ名が付く
  • %1_%4 → 「example_768.jpg」のように高さが付く
  • %2%1 → 「Small」フォルダの中に元の名前で保存(サブフォルダ分け)

大量の画像を整理しながらリサイズしたいときに非常に便利です。

もっと便利な使い方:ドラッグ&ドロップ

実は、画像をマウスの右ボタンでドラッグ&ドロップしてもリサイズできます。

  1. 画像を右ボタンで押したままフォルダにドラッグ
  2. ボタンを離すとメニューが出る
  3. 「画像のサイズを変更してここにコピー」を選ぶ

指定フォルダにリサイズ済み画像をすばやく保存できます。

知っておくと便利な設定

  • 元の更新日時を保持:リサイズしても写真の撮影日順が崩れないようにできる
  • メタデータの削除:位置情報などを消してプライバシーを守れる
  • JPEG品質の調整:1〜100で画質と容量のバランスを調整できる
  • 向きを無視:縦写真・横写真を同じ最大サイズに揃えられる

よくある質問

元の画像は消えてしまう?

デフォルトでは元画像は残り、リサイズ後の画像が別ファイルとして作成されます。「元の画像を置き換える」設定にしない限り、元データは安全です。

「元の画像を置き換える」=「上書きする」設定にすることもできます。

右クリックメニューに出てこない

Windows 11では「その他のオプションを表示」(または Shift + F10)の中にあります。また、PowerToysの設定でImage Resizerがオンになっているか確認してください。

ファイル形式は変換できる?

Image Resizerは基本的にサイズ変更ツールで、形式変換は主目的ではありません。ただし、保存できない特殊な形式の場合は、フォールバック設定でPNGやJPEGなどに変換されます。

まとめ

PowerToysのImage Resizerを使えば、面倒な画像の一括リサイズが右クリックだけで完了します。ブログ運営者・資料作成・写真整理など、画像を扱うあらゆる場面で役立ちます。

まずはフィットモードで基本の縮小から試し、慣れてきたらファイル名のカスタマイズなども活用してみてください。PowerToysには他にも便利な機能がたくさんあるので、PowerToysの全機能ガイドもあわせてご覧ください。

ABOUT ME
IT解決チャンネル編集部
ExcelやWord、Windows、Googleスプレッドシートなど、ビジネスで使うITツールの使い方を初心者にもわかりやすく解説しています。関数の使い方から実務で役立つ応用テクニックまで、画像付きでていねいに紹介。パソコン操作で困ったときの頼れる情報源を目指しています。