PowerPointを初めて使う方や、基本をおさらいしたい方向けに、プレゼンテーション作成に必要な操作手順を一通り解説します。

スライドの追加からテキスト入力、保存まで、実際に手を動かしながら確認できる構成にまとめています。

この記事でわかること
・新規プレゼンテーションの作成方法
・スライドの追加・削除・順序変更の手順
・レイアウトの変更方法
・テキストボックスへの入力と書式設定
・スライドサイズの設定(16:9 / 4:3)
・ファイルの保存とPDF出力の方法

新規プレゼンテーションを作成する

PowerPointを起動すると「スタート画面」が表示されます。

  1. 新しいプレゼンテーション」をクリックする(または「白紙のプレゼンテーション」)
  2. タイトルスライドが1枚作成された状態で編集画面が開く
テンプレートを使いたい場合は「新しいプレゼンテーション」ではなく、一覧から好みのテンプレートを選択してください。Office.comのテンプレートは検索ボックスで「報告」「提案」「ビジネス」などのキーワードで探せます。

スライドのサイズを最初に設定する

スライドサイズ(縦横比)は作成前に決めておくのが鉄則です。作成後に変更すると、テキストや図形の位置がずれてレイアウトが崩れることがあります。

  1. デザイン」タブをクリックする
  2. 右端の「スライドのサイズ」→「ユーザー設定のスライドのサイズ」をクリックする
  3. 「スライドのサイズ指定」で用途に合わせて選択する
サイズ 縦横比 用途
ワイド画面(16:9) 33.87cm × 19.05cm プロジェクター・PC画面での表示(現在の標準)
標準(4:3) 25.4cm × 19.05cm 古いプロジェクター・印刷用
A4 210×297mm 印刷・配布資料専用
⚠️ 作成後にサイズ変更すると「最大化」か「コンテンツに合わせる」を選ぶ画面が出ますが、どちらを選んでも元のレイアウトが崩れます。後から修正するコストが大きいため、最初に設定する習慣をつけてください。

スライドを追加・削除・順序変更する

スライドを追加する

  1. 左のスライドパネルで追加したい位置の直前のスライドをクリックして選択する
  2. ホーム」タブ→「新しいスライド」をクリックする(またはCtrl+M)
  3. レイアウトの一覧が表示されるので、使いたいレイアウトを選択する

スライドを削除する

  1. 左のスライドパネルで削除したいスライドをクリックして選択する
  2. Deleteキーを押す(または右クリック→「スライドの削除」)

スライドの順序を変更する

左のスライドパネルで、移動したいスライドをドラッグして目的の位置に移動します。複数選択はCtrlまたはShiftを押しながらクリックできます。

レイアウトを変更する

PowerPointには「タイトルスライド」「タイトルとコンテンツ」「2つのコンテンツ」など複数のレイアウトが用意されています。

  1. 変更したいスライドを選択する
  2. ホーム」タブ→「レイアウト」をクリックする
  3. 表示される一覧から使いたいレイアウトを選択する
「白紙」レイアウトを選ぶと、プレースホルダー(点線のテキスト枠)が一切ない状態になります。完全にゼロから配置したいときに使います。ただし、このレイアウトを多用するとスライドマスターとの整合が取れなくなるため、なるべく既存レイアウトを活用するのがおすすめです。

テキストを入力・書式設定する

テキストプレースホルダーへの入力

「タイトルを入力」「テキストを入力」と表示されている点線の枠(プレースホルダー)をクリックすると入力状態になります。

テキストボックスを追加する

プレースホルダーの外にテキストを追加したい場合はテキストボックスを挿入します。

  1. 挿入」タブ→「テキストボックス」をクリックする
  2. スライド上でドラッグしてテキストボックスの範囲を描く
  3. 文字を入力する

文字の書式設定

テキストを選択した状態でホームタブのフォント・段落グループから設定できます。

操作 ショートカット
太字 Ctrl + B
斜体 Ctrl + I
下線 Ctrl + U
フォントサイズを大きくする Ctrl + ]
フォントサイズを小さくする Ctrl + [
文字色の変更 ホームタブ→フォントの色(A▼)
💡 テーマのフォントを使っていると、後からデザインテーマを変更したときにフォントが自動で置き換わります。「游ゴシック」など特定フォントを直接指定すると、テーマ変更の影響を受けません。統一感を保ちたい場合はテーマフォント(「見出しのフォント」「本文のフォント」と表示されているもの)を使うことを推奨します。

ファイルを保存する

通常の保存(.pptx形式)

  1. Ctrl+S(または「ファイル」→「名前を付けて保存」)
  2. 保存場所を選択してファイル名を入力する
  3. ファイルの種類が「PowerPointプレゼンテーション(*.pptx)」になっていることを確認する

PDFとして保存する

  1. ファイル」→「エクスポート」→「PDF/XPSドキュメントの作成」をクリックする
  2. または「ファイル」→「名前を付けて保存」→ファイルの種類を「PDF(*.pdf)」に変更して保存する
📌 .pptx と .ppt の違い:.pptはPowerPoint 97〜2003の形式で、現在は互換用として残っています。.pptxが現在の標準形式で、アニメーション・SmartArt・高解像度画像などの機能がすべて使えます。古いバージョンのPowerPointを使う相手に送る場合のみ「PowerPoint 97-2003プレゼンテーション(*.ppt)」で保存してください。

よく使うショートカットキー一覧

操作 ショートカット
新しいスライドを追加 Ctrl + M
スライドショーを開始(最初から) F5
スライドショーを開始(現在のスライドから) Shift + F5
すべて選択 Ctrl + A
コピー Ctrl + C
貼り付け Ctrl + V
元に戻す Ctrl + Z
書式のみコピー(書式のコピー/貼り付け) Ctrl + Shift + C → Ctrl + Shift + V
グループ化 Ctrl + G
グループ解除 Ctrl + Shift + G

まとめ

PowerPointの基本操作のポイントをまとめます。

  • スライドサイズは作成前に決める(後から変更するとレイアウトが崩れる)
  • スライドの追加はCtrl+M、削除はDelete
  • レイアウトは「ホーム」→「レイアウト」から変更する
  • テキストプレースホルダーを活用するとデザインの統一性が保てる
  • 保存は.pptx形式が標準、PDF出力は「エクスポート」から
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IT解決チャンネル編集部
ExcelやWord、Windows、Googleスプレッドシートなど、ビジネスで使うITツールの使い方を初心者にもわかりやすく解説しています。関数の使い方から実務で役立つ応用テクニックまで、画像付きでていねいに紹介。パソコン操作で困ったときの頼れる情報源を目指しています。