Teamsを使い始めると「チームとチャンネルって何が違うの?」「チャンネルが増えすぎて探しにくい」という悩みが出てきます。

この記事では、チームとチャンネルの違いから、3種類のチャンネルの使い分け増えすぎた時の整理術まで体系的に解説します。最初にここで整理しておくと、Teamsの使い方が大きく変わります。

この記事でわかること
・チームとチャンネルの違いと階層構造
・標準・プライベート・共有の3種類チャンネルの使い分け
・チーム・チャンネルの作成手順
・増えすぎたチーム・チャンネルの整理術
・命名ルールのベストプラクティス

チームとチャンネルの違い:まず全体像を把握しよう

Teamsは「チーム」と「チャンネル」の2層構造になっています。混同されやすいですが、役割が全く異なります。

項目 チーム(Team) チャンネル(Channel)
位置づけ 大きなグループ・箱 チームの中の仕切り・フォルダ
イメージ 会社・部署 部署内のプロジェクト・テーマ別棚
メンバー管理 チーム単位でメンバーを追加・削除 標準は全チームメンバーが参加。プライベートは個別設定
主な用途 部署・プロジェクト全体のまとまり トピックやテーマ別の会話・ファイル整理

チーム・チャンネルの階層イメージ

チーム「営業部」
├── #一般(全員向けの連絡)
├── #案件A(案件Aの進捗共有)
├── #案件B
└── 🔒 #給与・評価(プライベートチャンネル)

チーム「開発プロジェクトX」
├── #一般
├── #フロントエンド
└── #バックエンド

一つのチームの中に複数のチャンネルを作り、話題ごとに会話を分けるのがTeamsの基本的な使い方です。

チャンネルの3種類と使い分け

チャンネルには3種類あり、誰が見られるかが異なります。作成時に選ぶ必要があるため、事前に違いを把握しておきましょう。

種類 閲覧・参加できる人 主な用途
標準チャンネル チームの全メンバー 全員への連絡・業務の基本的な情報共有
🔒 プライベートチャンネル チームの中で特定のメンバーのみ 給与・人事・機密案件など限られた人だけに共有
🌐 共有チャンネル 他のチームや他組織のユーザーも参加可 社外のパートナー・他チームとの定常的なやり取り
💡 プライベートチャンネルの注意点:作成後に「標準」に変更することはできません。また、プライベートチャンネルはチームのファイルとは別のSharePointサイトに保存されます。最初から使い分けを決めておきましょう。
共有チャンネルの活用場面:社外の取引先と継続的に情報共有するなら「共有チャンネル」が便利です。取引先をチーム全体に招待せず、特定のチャンネルだけに参加させることができます。

チームの作成方法

手順

  1. 左サイドバーの「チーム」(Ctrl+3)を開く
  2. 「チームに参加、またはチームを作成する」をクリック
  3. 「チームを作成する」を選択
  4. 「ゼロから」または「テンプレートを使用」を選ぶ
  5. チームのプライバシー設定を選択する

プライバシー設定の選び方

設定 内容 向いているケース
プライベート 所有者が招待した人だけ参加できる 部署・プロジェクトなど参加者を限定したい場合(推奨)
パブリック 組織内の誰でも検索・参加できる 全社向けの情報共有チームなど、オープンにしたい場合

多くの業務チームではプライベートが適切です。「社内向けのお知らせ」など全員が見るチームだけパブリックにすることを検討しましょう。

チャンネルの作成方法

手順

  1. チャンネルを追加したいチームを開く
  2. チーム名の右にある「・・・(その他のオプション)」をクリック
  3. チャンネルを追加」を選択
  4. チャンネル名・説明を入力し、プライバシー設定(標準/プライベート/共有)を選ぶ
  5. 「作成」をクリック
⚠️ 種類は作成後に変更できません。標準/プライベート/共有の選択は作成時に決定します。後から変更したい場合は、チャンネルを削除して作り直す必要があります(メッセージ・ファイルは削除されるため注意)。

増えすぎたチーム・チャンネルの整理術

Teamsを使い続けると、チームやチャンネルが増えてサイドバーが見にくくなります。以下の方法で整理しましょう。

方法①:よく使うチャンネルをピン留め(固定)する

頻繁に使うチャンネルをサイドバーの上部に固定できます。

  1. 固定したいチャンネルの「・・・」をクリック
  2. ピン留め」を選択
  3. サイドバーの「ピン留め」セクションに表示される

方法②:使わないチームを非表示にする

参加しているが今はアクティブでないチームを非表示にできます。データは残ったまま、サイドバーから見えなくなります。

  1. 非表示にしたいチームの「・・・」をクリック
  2. 非表示」を選択
  3. 「チームに参加/作成」の非表示済みリストから再表示できる

方法③:終了したプロジェクトのチームをアーカイブする

プロジェクト終了後も記録として残したい場合は「アーカイブ」が便利です。アーカイブ後は読み取り専用になり、新規投稿はできなくなります。

  • アーカイブはチームの所有者のみ実行可能
  • アーカイブを解除して元に戻すこともできる
  • メッセージ・ファイルはそのまま保持される(削除ではない)
非表示 vs アーカイブの使い分け
・一時的に見えなくしたい → 非表示(自分のビューだけ変わる)
・プロジェクトが完全終了 → アーカイブ(全員が閲覧のみに)
・不要なチームを完全削除 → 削除(メッセージ・ファイルも消えるため慎重に)

命名ルールのベストプラクティス

チャンネルの表示順は基本的にアルファベット→記号→日本語の順で並びます。命名ルールを工夫することで、重要なチャンネルを上位に表示できます。

先頭に記号や番号をつけて並び順を制御する

命名例 効果
📌 重要連絡 絵文字で目立たせ、重要度を視覚的に伝える
01_案件進捗 番号で順序を固定し、優先度順に並べる
_アーカイブ_2025 アンダーバーで古い情報をまとめて下の方に配置
一般 最初から存在する「一般」チャンネルは変更・削除不可

チャンネル名に「目的」を入れる

「雑談」より「雑談_フリートーク」のように用途を補足すると、新メンバーが迷わなくなります。「情報共有」だけだと何の情報か不明なので、「情報共有_業界ニュース」のように具体化しましょう。

チーム・チャンネル設計のコツ

チームは「永続的なグループ」、チャンネルは「テーマ別の仕切り」

チームを増やしすぎると管理が大変になります。まずは部署・事業単位でチームを作り、その中にプロジェクト・テーマ別のチャンネルを作る設計が基本です。

やりがちな構成(NG) おすすめの構成
プロジェクトのたびに新チームを作る → チームが10個以上になる 「プロジェクト管理」チームを1つ作り、プロジェクトごとにチャンネルを作る
全員を1つのチームに入れて #一般 だけで会話する → 情報が流れる トピック別にチャンネルを作って会話を整理する
1人で複数のチームを所有して管理が煩雑 チームの所有者は2名以上に設定する(不在対応)

まとめ

  • チーム=大きな箱(部署・プロジェクトのグループ)、チャンネル=その中の仕切り
  • チャンネルは「標準 / プライベート / 共有」の3種類。作成後に種類を変更できない点に注意
  • チームが増えすぎたら「ピン留め・非表示・アーカイブ」で整理する
  • 命名ルールを統一すると探しやすくなる(先頭に番号や記号で並び順を制御)
  • チームは少なめに保ち、チャンネルでトピックを分けるのがおすすめ
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IT解決チャンネル編集部
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