Windows 11は定期的にアップデートが配信され、自動でインストールされます。「作業中に突然再起動した」「アップデートに時間がかかって困った」という経験がある方も多いでしょう。

この記事ではWindows Updateの基本的な仕組みと、更新を確認する方法・一時停止する方法・再起動タイミングをコントロールする設定を解説します。

Windows Updateの仕組み(基本知識)

Windows 11のアップデートには主に3種類あります。

種類 配信頻度 内容
品質更新プログラム 毎月第2火曜日(パッチチューズデー) バグ修正・セキュリティパッチ・小さな改善
機能更新プログラム 年1回程度 Windows 11の新機能追加・UI変更など大きなアップデート
ドライバー更新 随時 グラフィックス・サウンド・Wi-Fiなどのドライバー更新
⚠️ セキュリティ更新プログラムは速やかに適用することを強く推薦します。脆弱性が修正されないまま放置すると、ウイルス・マルウェアの感染リスクが高まります。一時停止は最長35日間までとし、延期し続けるのは危険です。

Windows Updateの状況を確認する

  1. 設定(Windowsキー + I)→「Windows Update」をクリックする
  2. 「最新の状態です」と表示されていればアップデート済み
  3. 保留中の更新プログラムがある場合は「今すぐダウンロード」または「今すぐインストール」が表示される
  4. 更新プログラムを確認する」ボタンをクリックすると最新の状況を手動でチェックできる

アップデートを手動で今すぐ適用する

「今日の作業が終わったタイミングでアップデートしたい」という場合は手動でインストールできます。

  1. 設定 → Windows Update を開く
  2. 保留中の更新プログラムが表示されていたら「今すぐダウンロードしてインストール」をクリックする
  3. ダウンロードとインストールが完了したら、「今すぐ再起動する」または「再起動のスケジュール設定」を選ぶ

「再起動のスケジュール設定」を選ぶと、今夜の何時に再起動するかを指定できます。翌朝PCを使い始める前に更新を完了させたい場合に便利です。

アップデートを一時停止する(最長35日)

出張中・繁忙期・大事なプレゼン前など、一時的にアップデートを止めたい場合は「更新の一時停止」機能を使います。

  1. 設定 → Windows Update を開く
  2. 1週間更新を一時停止する」ボタンをクリックする
  3. さらに延ばす場合は同じボタンを繰り返しクリックする(最大5週間=35日まで)
  4. 一時停止を解除するには「更新の再開」をクリックする
一時停止できる上限は最長35日(5週間)です。35日後は自動的に一時停止が解除され、更新プログラムが適用されます。35日を超えて停止し続けることはできません。

突然の再起動を防ぐ「アクティブ時間」の設定

Windows Updateのインストール後に再起動が必要な場合、Windows 11はアクティブ時間(PCを使っている時間帯)を避けて自動的に再起動します。この「アクティブ時間」を正しく設定することで、作業中の突然の再起動を防げます。

  1. 設定 → Windows Update →「詳細オプション」をクリックする
  2. アクティブ時間」をクリックして展開する
  3. 自動調整」(Windowsがよく使う時間を自動で検出)か「手動」を選ぶ
  4. 手動の場合は「開始」と「終了」時刻を設定する(最大18時間の範囲)

例:平日9:00〜21:00に作業するなら開始9:00・終了21:00に設定すると、この時間帯は再起動が行われません。

更新プログラムの詳細オプション

「詳細オプション」では更新に関する細かい挙動をカスタマイズできます。

設定項目 推薦設定 内容
他のMicrosoft製品の更新プログラムを受け取る オン Office・Edgeなど他のMicrosoft製品も同時に更新される
更新プログラムをダウンロードするためにデータ通信量の課金がかかる接続を使用する オフ(モバイルWi-Fi使用時) モバイルWi-Fi・テザリング使用時にオフにすると通信量節約になる
更新プログラムを最新の状態に保つ オン 最新の更新を優先的に受信する。セキュリティのためオンを推薦

更新履歴を確認する

「どんなアップデートが適用されたか」「いつ更新されたか」を確認できます。

  1. 設定 → Windows Update →「更新の履歴」をクリックする
  2. 「品質更新プログラム」「ドライバー更新」「定義の更新」などの種類ごとに更新履歴が一覧表示される
  3. 各更新をクリックすると詳細(KB番号・説明)が確認できる

特定の更新プログラムをアンインストールする

アップデート後にアプリの不具合や動作問題が起きた場合、その更新を削除して元の状態に戻せることがあります。

  1. 設定 → Windows Update →「更新の履歴」をクリックする
  2. 更新プログラムをアンインストールする」をクリックする
  3. 一覧からアンインストールしたい更新プログラムを選んで「アンインストール」をクリックする
⚠️ セキュリティ更新プログラムのアンインストールは慎重に。アンインストール後は脆弱性のある状態に戻ります。本当に不具合の原因が特定の更新プログラムだと確認できている場合のみ行い、できるだけ早く代替の更新を適用してください。

まとめ

  • Windows Updateの確認は「設定 → Windows Update」から行い、「更新プログラムを確認する」で最新状態をチェックできる
  • アップデートは手動でダウンロード・インストールでき、再起動のタイミングもスケジュール設定できる
  • 一時停止は最長35日(5週間)まで可能。繰忙期や出張前に活用する
  • 「アクティブ時間」を設定すると仕事時間帯の突然の再起動を防げる(手動設定は最大18時間の範囲)
  • 更新履歴は「更新の履歴」から確認できる。問題のある更新はアンインストールも可能
  • セキュリティ更新プログラムは一時停止しすぎず、できるだけ速やかに適用することを推薦

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IT解決チャンネル編集部
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