Windows 11の画面設定を正しく行うことで、「文字が小さくて見づらい」「解像度がボケて見える」「夜に画面が眩しい」といった悩みを解決できます。この記事ではWindows 11の画面まわりの設定をひとまとめに解説します。

ディスプレイ設定を開く方法

  • デスクトップの空白を右クリック→「ディスプレイ設定」をクリック(最速)
  • 設定(Windowsキー + I)→「システム」→「ディスプレイ」をクリック

解像度の設定(推奨解像度を選ぶ)

ディスプレイには「推奨解像度」があり、それ以外の解像度を選ぶと画面がぼやけたり引き伸ばされて見えます。まず推奨解像度になっているか確認しましょう。

  1. ディスプレイ設定を開く
  2. ディスプレイの解像度」のドロップダウンを確認する
  3. 「(推奨)」と書かれた解像度が選択されているか確認する。選ばれていなければ選択して「変更の維持」をクリックする
推奨解像度はモニターが最もきれいに表示できる解像度です。フルHD(1920×1080)・4K(3840×2160)などはモニターによって異なります。「文字がにじむ・ボケる」という場合は推奨解像度に設定し直してみてください。

拡大縮小の設定(文字・アイコンのサイズ変更)

解像度は変えずに文字やアイコンだけを大きくしたい場合は「拡大縮小」を調整します。高解像度のモニターでは文字が小さすぎることが多く、拡大縮小でちょうどよいサイズに調整します。

  1. ディスプレイ設定を開く
  2. 拡大縮小」のドロップダウンからパーセントを選ぶ
  3. 一般的な設定目安:
    • フルHD(1920×1080)14〜15インチ:125〜150%
    • フルHD(1920×1080)24インチ以上:100%
    • 4K(3840×2160)27インチ:150〜175%
  4. 設定変更後にサインアウトを求めるメッセージが出た場合は「今すぐサインアウト」をクリックして再サインインする
💡 拡大縮小を変更すると一部のアプリでぼやけが生じることがあります。設定後にアプリを再起動すると解消されることが多いです。アプリごとのDPIスケーリング設定(アプリのexeを右クリック → プロパティ → 互換性タブ → 高いDPI設定の変更)で個別に調整もできます。

夜間モード(ブルーライトカット)の設定

夜間モードをオンにすると、画面の色温度が暖色系(オレンジがかった色)になりブルーライトが軽減されます。就寝前のPC作業で目への影響を抑えたい場合に有効です。

夜間モードを手動でオン/オフする

  1. タスクバー右下の「Wi-Fi・音量・バッテリー」エリアをクリックしてクイック設定を開く
  2. 夜間モード」ボタンをクリックしてオン/オフを切り替える

「夜間モード」ボタンが見当たらない場合は、クイック設定の「鉛筆アイコン(編集)」→「追加」から「夜間モード」を追加してください。

夜間モードを時刻で自動的に切り替える

  1. ディスプレイ設定を開く
  2. 夜間モード」をクリックする
  3. 夜間モードのスケジュール設定」をオンにする
  4. 日没から日の出まで」を選ぶ(位置情報と連動して自動で切り替わる)か、「時刻を設定する」で手動時刻を指定する

色温度(暖かさ)の調整

夜間モードの「強さ」は「色温度」スライダーで調整できます。右に動かすほどオレンジがかった色になります。

リフレッシュレートの設定

ゲーミングモニターや高リフレッシュレート対応モニター(144Hz・165Hz等)を使っている場合は、Windows 11側でリフレッシュレートを設定する必要があります。

  1. ディスプレイ設定を開く
  2. ディスプレイの詳細設定」をクリックする
  3. リフレッシュ レートの選択」から対応する最高値を選ぶ(例:144Hz・165Hz等)
⚠️ リフレッシュレートはモニターが対応している値のみ選択できます。60Hzのモニターに144Hzを設定しようとしても選択肢に表示されません。また、HDMIケーブルの規格によっては高リフレッシュレートに対応していない場合があります(HDMI 2.0以上またはDisplayPortを推薦)。

マルチモニター(複数ディスプレイ)の設定

外付けモニターを接続して2画面以上で使う場合の設定方法です。

表示モードの切り替え

Windowsキー + P を押すと、右側にパネルが表示されます。

  • PCスクリーンのみ:ノートPCの内蔵画面のみ使用
  • 複製:2つの画面に同じ画面を表示(プレゼン時などに使用)
  • 拡張:2つの画面を1つの大きなデスクトップとして使用(作業効率UP)
  • セカンドスクリーンのみ:外付けモニターのみ使用

マルチモニターの詳細設定

  1. ディスプレイ設定を開くと、接続されているモニターが番号付きで表示される
  2. 識別」をクリックすると各モニターに番号が表示されて、どの番号がどのモニターか確認できる
  3. モニターのアイコンをドラッグして、実際の物理的な配置と合わせる(左右の位置関係の設定)
  4. 各モニターを選択して「解像度」「拡大縮小」「リフレッシュレート」を個別に設定する
メインモニターの設定:「このディスプレイをメインディスプレイにする」にチェックを入れると、そのモニターがメイン(タスクバー・スタートメニューが表示される側)になります。ノートPCに外付けモニターを繋いでいる場合は、大きい外付けモニターをメインにすることが多いです。

HDR設定(対応モニターのみ)

HDR対応モニターを使っている場合、Windows 11のHDR設定を有効にすることで動画・写真の色再現が豊かになります。

  1. ディスプレイ設定を開く
  2. HDR」を選択する
  3. HDRを使用する」をオンにする

HDRを有効にすると一部の非対応アプリで色がおかしく見えることがあります。動画視聴や写真編集のときだけオンにして、通常作業時はオフにする使い方がおすすめです。

まとめ

  • ディスプレイ設定はデスクトップを右クリック→「ディスプレイ設定」または「設定→システム→ディスプレイ」で開く
  • 解像度は「推奨」と表示されているものを選ぶ。それ以外にするとぼやける
  • 文字が小さすぎる場合は解像度を変えずに「拡大縮小」を125〜150%に上げる
  • 夜間モードはクイック設定パネルからワンクリックで切り替え、スケジュールで自動化もできる
  • マルチモニターはWindowsキー+Pで表示モードを切り替え、ディスプレイ設定でレイアウトを細かく調整する
  • 高リフレッシュレートモニターは「ディスプレイの詳細設定」でリフレッシュレートを手動で設定する必要がある

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