「ストレージの空き容量が少なくなってきた」「Cドライブが赤くなっている」という状態をそのままにしていると、PCの動作が遅くなったり、ファイルを保存できなくなったりします。

この記事ではWindows 11でストレージの空き容量を増やす方法を、手軽なものから順に解説します。

まず現在のストレージ使用量を確認する

  1. 設定(Windowsキー + I)→「システム」→「ストレージ」をクリックする
  2. Cドライブの使用量と空き容量が色分けで表示される
  3. アプリと機能」「一時ファイル」「その他」などカテゴリ別にどのくらい使っているかが確認できる
⚠️ Cドライブの空き容量は全体の10〜15%以上を維持することを推薦します。256GBのSSDなら25GB以上、512GBなら50GB以上が目安です。空き容量が少なすぎるとWindows Update・仮想メモリ・アプリの動作に影響が出ます。

方法①:一時ファイルを削除する(最も手軽)

Windowsはアップデートの残骸・ブラウザキャッシュ・エラーレポートなどの一時ファイルを自動的に蓄積します。定期的に削除しましょう。

  1. 設定 → システム → ストレージ →「一時ファイル」をクリックする
  2. 削除できるファイルの種類と容量が一覧表示される
  3. 削除したい項目にチェックを入れる(初めての場合はすべてチェックしてよい)
  4. ファイルの削除」をクリックする
削除できる一時ファイルの種類 内容 削除してよいか
Windows Updateのクリーンアップ 過去のWindowsアップデートファイル ○(削除してよい)
一時ファイル アプリが作成した一時ファイル ○(削除してよい)
ごみ箱 ごみ箱内のファイル △(不要なファイルのみ)
ダウンロード ダウンロードフォルダー内のファイル △(使い終わったファイルのみ)
縮小表示のキャッシュ 画像のサムネイル情報 ○(削除後に自動で再生成される)

方法②:ディスクのクリーンアップを使う

従来の「ディスクのクリーンアップ」ツールも引き続き使えます。

  1. スタートメニューの検索欄に「ディスクのクリーンアップ」と入力して起動する
  2. クリーンアップするドライブ(通常はC:)を選ぶ
  3. 削除できるファイルの一覧が表示されたら項目にチェックを入れる
  4. システムファイルのクリーンアップ」をクリックすると、Windowsアップデートの残骸(数GBになることも)も削除できる
  5. OK」→「ファイルの削除」をクリックする

方法③:ストレージセンサーを有効にして自動クリーンアップ

「ストレージセンサー」をオンにすると、一時ファイルの削除を自動で行ってくれます。

  1. 設定 → システム → ストレージ →「ストレージセンサー」をクリックする
  2. 自動クリーンアップのユーザーコンテンツ」をオンにする
  3. ストレージセンサーを実行するタイミング」を設定する(毎日・毎週・毎月・空き領域が少ないとき)
  4. ごみ箱を空にする」「ダウンロードフォルダー内のファイルを削除する」の期間も設定できる

方法④:大きなファイル・アプリを探して削除する

「どこかに大きなファイルがある気がするが場所がわからない」場合に、大きなファイルを一覧で確認する方法です。

設定から大きなファイルを確認する

  1. 設定 → システム → ストレージ →「詳細設定」→「大きいコンテンツのクリーンアップに関する推薦」を確認する

エクスプローラーで大きなファイルを検索する

  1. エクスプローラーでCドライブ全体を選択する
  2. 検索欄に「サイズ:巨大」と入力する(100MB以上のファイルが一覧表示される)
  3. 不要なファイルを確認して削除する

アプリの容量を確認して不要なアプリをアンインストールする

  1. 設定 → アプリ →「インストールされているアプリ」をクリックする
  2. 「並び替え:サイズ」に変更すると容量の大きいアプリが上に表示される
  3. 使っていない大きなアプリを選択して「アンインストール」をクリックする

方法⑤:OneDriveの「オンデマンド同期」でローカルの使用量を減らす

OneDriveを使っている場合、「ファイルをオンデマンドで使用する」設定をオンにすると、ファイルの実体をクラウドに置いてローカルには保存しない(必要なときだけダウンロードする)設定にできます。

  1. タスクバー右下のOneDriveアイコン(雲マーク)をクリックする
  2. 設定」→「同期とバックアップ」タブを開く
  3. ファイルをオンデマンドで使用する」をオンにする
  4. エクスプローラーでOneDriveフォルダーを開き、ローカルに保持しないファイルを右クリック→「空き領域を増やす」をクリックする
💡 「空き領域を増やす」を実行したファイルは、クラウドアイコン(↓)に変わり、ローカルには実体が保存されなくなります。インターネット接続時は普通に開けます。オフライン環境では開けなくなるため、頻繁に使うファイルは「常にこのデバイスに保持する」のままにしておいてください。

方法⑥:Windowsの「おすすめ」機能でクリーンアップする

  1. 設定 → システム → ストレージ の上部にある「クリーンアップに関するおすすめ」をクリックする
  2. 削除を推薦するファイルや設定が表示されるので確認してクリーンアップを実行する

まとめ

  • ストレージ使用量の確認は「設定 → システム → ストレージ」でカテゴリ別に確認できる
  • 一時ファイルの削除(「一時ファイル」セクション)が最も手軽で効果的。Windowsアップデートのクリーンアップで数GBが解放されることも
  • ストレージセンサーをオンにすると一時ファイルの削除を自動化できる
  • エクスプローラーの検索で「サイズ:巨大」と入力すると100MB以上のファイルを一覧で探せる
  • 使っていないアプリは「設定 → アプリ → インストールされているアプリ」でサイズ順に並べてアンインストールする
  • OneDriveを使っているなら「オンデマンド同期」でローカルのファイルをクラウド上にだけ置き、空き容量を増やせる

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