Googleスプレッドシートで名簿や売上表を扱うとき、データを五十音順・大きい順・日付順などに並べ替えできると、見たい情報がすぐ見つかって便利です。Googleスプレッドシートには、クリック操作で簡単に並べ替えできる機能が用意されています。

この記事では、Googleスプレッドシートでデータを並べ替える方法を、基本の昇順・降順、複数条件での並べ替え、範囲だけの並べ替え、SORT関数、注意点まで、初心者の方にもわかりやすく徹底解説します。

並べ替えとは?できること

並べ替え(ソート)とは、表のデータを特定の列を基準に、決まった順序で並び替える機能です。

  • 名前を五十音順(あいうえお順)に並べる
  • 売上を大きい順(降順)に並べる
  • 日付を新しい順・古い順に並べる
  • 「部署ごと → その中で売上順」のように複数条件で並べる

基本の並べ替え(昇順・降順)

方法1:列を選んでまるごと並べ替える

  1. 並べ替えの基準にしたい列のいずれかのセルを選択します。
  2. [データ]メニューを開きます。
  3. 「シートを列◯で並べ替え(A→Z)」(昇順)または「(Z→A)」(降順)を選びます。

これで、表全体がその列を基準に並び替わります。数値なら大小順、文字なら五十音・アルファベット順、日付なら新旧順になります。

昇順と降順の違い

順序 並び方
昇順(A→Z) 小さい順・古い順・あいうえお順
降順(Z→A) 大きい順・新しい順・逆順

複数の条件で並べ替える方法

「まず部署ごとにまとめ、その中で売上の大きい順」のように、複数の基準で並べ替えることもできます。

  1. 並べ替えたい表の範囲を選択します(見出し行を含めてOK)。
  2. [データ]→[範囲を並べ替え]→[詳細範囲の並べ替えオプション]を選びます。
  3. 「データにヘッダー行が含まれている」にチェックを入れると、列名で指定できて分かりやすくなります。
  4. 1つ目の基準(例:部署、昇順)を選び、「別の並べ替え列を追加」で2つ目の基準(例:売上、降順)を足します。
  5. 「並べ替え」をクリックします。

これで、1つ目の条件でまとまり、その中が2つ目の条件で並ぶ表になります。

表の一部(範囲)だけを並べ替える

シート全体ではなく、選択した範囲だけを並べ替えたいときは、範囲をドラッグして選択してから[データ]→[範囲を並べ替え]を使います。見出しや別の表を巻き込まずに、必要な部分だけ並べ替えられます。

フィルタ機能でも並べ替えできる

並べ替えはフィルタからも行えます。フィルタを作成すると見出しに表示される▼アイコンから「A→Z/Z→A で並べ替え」が選べます。絞り込みと並べ替えを同時に使いたいときはフィルタが便利です。

SORT関数で元データを残して並べ替える

元の表はそのままに、並べ替えた結果を別の場所に自動表示したい場合はSORT関数を使います。

=SORT(A2:C20, 3, FALSE)

この例は「A2:C20を、3列目を基準に降順(FALSE)で並べ替える」という意味です。昇順なら最後をTRUEにします。元データが変わると結果も自動で更新されるのが利点です。より複雑な絞り込みや集計も一緒に行いたい場合は QUERY関数 も便利です。

並べ替えるときの注意点

  • 結合セルがあると並べ替えできない:エラーが出ます。データ部分のセルの結合は解除しておきましょう。
  • 見出し行を巻き込まないように:「ヘッダー行が含まれている」にチェックするか、見出しを除いて範囲指定します。
  • 一部の列だけ選んで並べ替えない:1列だけ選んで並べ替えると、その列だけ動いて他の列とのデータの対応が崩れます。表全体または行ごと並べ替えましょう。

スマホアプリで並べ替える方法

iPhone・AndroidのGoogleスプレッドシートアプリでも並べ替えできます。列名(A・Bなど)を長押しし、表示されるメニューから「列を並べ替え(A→Z/Z→A)」を選びます。

よくある質問(FAQ)

Q. 並べ替えたら元に戻せますか?

A. 直後ならCtrl + Z(取り消し)で戻せます。後から確実に元の順序へ戻したい場合は、あらかじめ「No.」列など連番を振っておくと、その列で並べ替えれば元に戻せます。

Q. 数字が文字として扱われて正しく並ばない

A. 数値が文字列として入力されていると、大小ではなく文字として並びます。データ形式を数値に直してから並べ替えましょう。

Q. Excelでも並べ替えはできますか?

A. できます([データ]→[並べ替え])。操作は異なりますが考え方は共通です。本記事はGoogleスプレッドシート向けです。

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まとめ

Googleスプレッドシートの並べ替えは、データを見やすい順序に整えて、目的の情報を素早く見つけられる便利な機能です。

  • 基本は[データ]→「シートを列◯で並べ替え」で昇順・降順
  • 複数条件は[範囲を並べ替え]→詳細オプションで基準を追加
  • 一部だけなら範囲を選択して並べ替え
  • 元データを残すならSORT関数
  • 結合セルや見出しの巻き込みに注意

まずは名簿や売上表を五十音順・大きい順に並べ替えるところから、データ整理を始めてみてください。

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IT解決チャンネル編集部
ExcelやWord、Windows、Googleスプレッドシートなど、ビジネスで使うITツールの使い方を初心者にもわかりやすく解説しています。関数の使い方から実務で役立つ応用テクニックまで、画像付きでていねいに紹介。パソコン操作で困ったときの頼れる情報源を目指しています。