「大きなファイルをダウンロード中なのに、勝手にスリープして止まってしまう」「オンライン会議で発言しない間に画面が暗くなる」——そんな悩みを解決するのが、PowerToysに含まれるAwake(アウェイク)です。

Windowsの電源設定を変更せずに、一時的にパソコンをスリープさせないようにできる便利機能です。この記事では使い方を徹底解説します。

Awakeとは?

Awakeは、パソコンがスリープに入るのを一時的に防ぐツールです。最大のメリットは、Windowsの電源設定を変更しなくていいこと。普段の設定はそのままに、必要なときだけスリープを止められます。

項目 内容
料金 無料(PowerToysの一機能)
操作方法 設定画面またはトレイアイコンから
電源設定 変更不要(一時的にオーバーライド)
モード 無期限/時間指定/期限指定/無効
画面 オンにしたままにする設定も可能

従来は「電源オプション」を開いてスリープ設定を変え、終わったら戻す…という手間がありましたが、Awakeならワンクリックで切り替えられます。

事前準備:PowerToysをインストール

Awakeを使うには、まずPowerToysが必要です。Microsoft Storeで「PowerToys」と検索し、提供元がMicrosoft Corporationのものをインストールしてください。詳しくはPowerToysの使い方とインストール方法で解説しています。

インストール後、設定で「Awake」をオンにすると使えるようになります。

4つのモード

Awakeには4つのモードがあり、PowerToysの設定画面で選べます。

モード 動作 向いている場面
選択した電源プランを使用 通常どおり(スリープ防止しない) 普段の状態
無期限にスリープしない オフにするまでずっと起きたまま 長時間の作業・監視
一定時間スリープしない 指定した時間だけ起きたまま ダウンロード・会議
期限までスリープしない 指定した日時まで起きたまま 夜間の処理など

多くの場合は「一定時間スリープしない」が便利です。作業が終わる頃に自動でいつもの設定に戻ります。

基本の使い方(設定画面から)

  1. PowerToysの設定を開き「Awake」を選ぶ
  2. 「Awakeを有効にする」をオン
  3. 使いたいモードを選ぶ(例:一定時間スリープしない)
  4. 時間指定の場合は何時間・何分かを設定

これで設定した時間、パソコンはスリープしなくなります。

トレイアイコンから素早く切り替える

毎回設定画面を開かなくても、画面右下のトレイアイコン(コーヒーカップのようなアイコン)から素早く操作できます。

  1. タスクバー右下のAwakeアイコンを右クリック
  2. メニューからモードを選ぶ(無期限/時間指定/オフ)
  3. すぐに切り替わる

アイコンの形で現在のモードが分かるので、今スリープ防止中かどうか一目で確認できます。

画面をオンにしたままにする

初期設定では、パソコンは起きていても画面(ディスプレイ)は暗くなります。画面もつけたままにしたい場合は、「画面をオンにする」のスイッチをオンにします。

  • 画面オフ(初期):処理は続くが画面は暗くなる(ダウンロード・計算向け)
  • 画面オン:画面も点いたまま(プレゼン・動画視聴・監視向け)

オンライン会議や、画面を見せ続けたいときは「画面オン」にしましょう。

こんな場面で役立つ

  • 大容量ダウンロード中:途中でスリープして中断するのを防ぐ
  • オンライン会議:発言しない間も画面が暗くならない
  • 動画視聴・配信:操作しなくても止まらない
  • 長時間の処理:動画変換・バックアップ・更新作業
  • プレゼン:スライド表示中にスリープしない

使うときの注意点

  • ロック画面では動作しません。パソコンをロックするとスリープ防止が効かなくなります
  • 用事が終わったらオフに戻すのを忘れずに(つけっぱなしは電力の無駄)
  • 共有のパソコンで長時間つけたままにする場合は、セキュリティのためロックではなくWindowsの電源設定を使いましょう
  • 手動でスリープ(スタート→スリープ)した場合は、Awakeがオンでもスリープします

よくある質問

電源設定は変わってしまう?

いいえ。Awakeは電源プランの設定を変更しません。一時的に「スリープしないで」とWindowsに伝えるだけで、オフにすればいつもの設定に戻ります。

ノートパソコンでも使える?

使えます。ただしスリープを防ぐとバッテリーの消費が早くなるので、外出先では時間指定モードがおすすめです。

勝手にスリープが戻ってしまう

パソコンをロックするとAwakeは効かなくなります。また「一定時間」モードは指定時間が過ぎると自動で解除されます。ずっと起きたままにしたい場合は「無期限」モードを選んでください。

まとめ

PowerToysのAwakeを使えば、電源設定を変えずにパソコンを一時的にスリープさせないようにできます。ダウンロード・会議・長時間処理など、「今だけスリープしてほしくない」という場面で大活躍します。

トレイアイコンからワンクリックで切り替えられるので、ぜひ使ってみてください。PowerToysには他にも便利な機能があります。ファイルを一瞬でプレビューするPeekや、PowerToysの全機能ガイドもあわせてご覧ください。

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IT解決チャンネル編集部
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