Outlookでメールを処理するとき、毎回マウスで操作していませんか?

ショートカットキーを使いこなすと、2〜3分かかっていた作業が数秒で完了します。特に1日に何十通もメールを処理するビジネスパーソンにとって、積み重ねると毎日30分以上の時短になることもあります。

この記事では、Outlookのショートカットキーを「場面別」に整理して解説します。まず覚えるべき10個から順番に紹介するので、初心者の方でもすぐに使い始められます。

この記事でわかること
・まず覚えるべき必須ショートカット10選
・メール作成・返信・送信のショートカット
・メール管理(既読・フラグ・移動・削除)のショートカット
・検索・画面切り替えのショートカット
・カレンダー・予定表のショートカット
・新しいOutlookでの注意点と確認方法

まず覚えるべき必須ショートカット10選

Outlookには数百ものショートカットキーがありますが、まず以下の10個を覚えるだけで業務効率が大幅に上がります

優先度 ショートカット 操作内容 覚え方のコツ
★★★ Ctrl + N 新規メール作成 N = New(新規)
★★★ Ctrl + Enter メールを送信 Enter=決定で即送信
★★★ Ctrl + R 返信 R = Reply(返信)
★★★ Ctrl + Shift + R 全員に返信 Shift追加で「全員」へ拡張
★★★ Ctrl + F 転送 F = Forward(転送)
★★☆ Ctrl + E(またはF3) メールを検索 E = sEarch(検索)
★★☆ Ctrl + 1 メール画面に切り替え 1番=メールが最初
★★☆ Ctrl + 2 カレンダーに切り替え 2番=カレンダー
★★☆ Ctrl + Q 既読にする Q = Quick read(素早く既読)
★★☆ Delete メールを削除 そのままDeleteキー

この10個を体に覚えさせるだけで、毎日のメール処理がみるみる速くなります。まずは1週間、意識して使ってみてください。

【場面別】メール作成・返信・送信のショートカット

メールのやり取りで最もよく使う操作をまとめました。

ショートカット 操作内容 メモ
Ctrl + N 新規メール作成 どの画面からでも使用可能
Ctrl + Shift + M 新規メール作成(別ウィンドウ) カレンダー画面からでも新規メールを開ける
Ctrl + R 返信 選択中のメールに返信
Ctrl + Shift + R 全員に返信 CCの全員にも返信
Ctrl + F 転送 宛先を変えて転送
Ctrl + Enter メールを送信 作成画面で使用。誤送信に注意
Alt + S メールを送信(代替) Ctrl+Enterと同じ効果
Ctrl + K 宛先のアドレスを確認 入力した名前をアドレスに変換
Ctrl + Shift + B アドレス帳を開く 宛先を名前で検索して選べる
Ctrl + Z 操作を元に戻す 誤って削除した文字を復元
⚠️ 誤送信に注意:Ctrl+Enterは押し間違えると即送信されます。気になる方は Outlook の設定で「送信前に確認する」オプションをオンにすることをおすすめします。

【場面別】メール管理・整理のショートカット

受信トレイをスッキリ保つための操作です。大量のメールを素早く処理できます。

ショートカット 操作内容 メモ
Delete メールを削除(ごみ箱へ) 複数選択してまとめて削除も可
Shift + Delete 完全に削除(ごみ箱スキップ) 元に戻せないので注意
Ctrl + Q 既読にする 未読バッジを素早く消せる
Ctrl + U 未読にする 後で読み返す目印として活用
Insert フラグのオン/オフ 要対応メールに素早くフラグ
Ctrl + Shift + G フォローアップの設定 フラグに日時・リマインダーを設定
Ctrl + Shift + V フォルダへ移動 フォルダ選択ダイアログが開く
Ctrl + Y フォルダに移動(ナビゲーション) 特定フォルダに素早くジャンプ
Ctrl + P 印刷 メール本文を印刷
F9(またはCtrl + M) 送受信の実行 新着メールを手動で受信

【場面別】受信トレイ・画面切り替えのショートカット

Outlookのメイン画面を素早く操作するショートカットです。特にCtrl+1〜5の画面切り替えはとても便利です。

ショートカット 操作内容
Ctrl + 1 メール(受信トレイ)画面に切り替え
Ctrl + 2 カレンダー(予定表)画面に切り替え
Ctrl + 3 連絡先画面に切り替え
Ctrl + 4 タスク画面に切り替え
Ctrl + 5 メモ画面に切り替え
Ctrl + Shift + I 受信トレイに移動
Ctrl + Shift + O 送信済みアイテムに移動
Ctrl + .(ピリオド) 次のメールに移動
Ctrl + ,(カンマ) 前のメールに移動
Esc 開いているウィンドウを閉じる

【場面別】検索のショートカット

メールを素早く探すためのショートカットです。大量のメールの中から目的のものをすぐに見つけられます。

ショートカット 操作内容 メモ
Ctrl + E 検索ボックスにカーソルを移動 最もよく使う検索ショートカット
F3 検索ボックスにカーソルを移動 Ctrl+Eと同じ効果
Ctrl + Shift + F 高度な検索ダイアログを開く 件名・送信者・日付などで絞り込める
Esc 検索を終了して元のビューに戻る 検索中に押すとリセット

検索活用ポイント:検索ボックスに入力後、Enterで実行。「差出人:山田」「件名:見積」のように入力するとさらに絞り込めます。

【場面別】カレンダー・予定表のショートカット

会議や予定の管理に役立つショートカットです。

ショートカット 操作内容 メモ
Ctrl + Shift + A 新規予定を作成 A = Appointment(予定)
Ctrl + Shift + Q 新規会議出席依頼を作成 Q = meeting reQuest
Ctrl + G 指定日付にジャンプ G = Go to date
Alt + 1 1日表示に切り替え 日単位でスケジュール確認
Alt + 2〜9 2〜9日表示に切り替え 数字がそのまま表示日数
Ctrl + Left 前の日・週・月へ移動 現在のビューによって移動単位が変わる
Ctrl + Right 次の日・週・月へ移動 同上
Ctrl + Home 今日の日付に戻る カレンダーで迷子になったときに便利

新しいOutlook(New Outlook)でのショートカットについて

2024年以降、Windows 11に順次導入されている「新しいOutlook」では、一部のショートカットが変更・廃止されています。

新しいOutlookで変わった主なポイント

  • 基本的なショートカット(Ctrl+R / Ctrl+N / Ctrl+Enterなど)はほぼそのまま使えます
  • 新しいOutlookには「従来のOutlookのショートカット」と「Outlook on the webのショートカット」の2種類を切り替えられる設定があります
  • 一部の高度な操作(Ctrl+Shift+Vのフォルダ移動など)は挙動が異なる場合があります

現在使っているショートカット一覧を確認する方法

新しいOutlookでは、メインウィンドウで 「?」(疑問符)キー を押すとショートカット一覧が表示されます。

従来のOutlookでは、ヘルプ → キーボードショートカット から一覧を確認できます。

ショートカットキーをもっと効率よく使うコツ

コツ①:一度に全部覚えようとしない

まずは「新規作成(Ctrl+N)」「返信(Ctrl+R)」「送信(Ctrl+Enter)」の3つだけを1週間使い続けましょう。体が覚えたら次の3つへ。段階的に増やすのが最も定着しやすい方法です。

コツ②:アルファベットの意味で覚える

多くのショートカットはアルファベットに意味があります。

  • N = New(新規)
  • R = Reply(返信)
  • F = Forward(転送)
  • E = sEarch(検索)
  • Q = Quick(素早く既読)

コツ③:クイック操作と組み合わせる

よく使う複数操作はOutlookの「クイック操作」機能でまとめ、Ctrl+Shift+5〜9のショートカットを割り当てると、さらに高速化できます。

ショートカットキー完全一覧(コピー用)

カテゴリ ショートカット 操作内容
メール操作 Ctrl + N 新規メール作成
Ctrl + R 返信
Ctrl + Shift + R 全員に返信
Ctrl + F 転送
Ctrl + Enter 送信
Ctrl + K 宛先アドレスの確認
Ctrl + Shift + B アドレス帳を開く
Ctrl + P 印刷
Ctrl + Z 元に戻す
Ctrl + Shift + M 新規メール(別ウィンドウ)
メール管理 Delete 削除
Ctrl + Q 既読にする
Ctrl + U 未読にする
Insert フラグのオン/オフ
Ctrl + Shift + G フォローアップの設定
Ctrl + Shift + V フォルダへ移動
F9 送受信の実行
画面切り替え Ctrl + 1 メール
Ctrl + 2 カレンダー
Ctrl + 3 連絡先
Ctrl + 4 タスク
Ctrl + Shift + I 受信トレイに移動
Ctrl + Shift + O 送信済みに移動
検索 Ctrl + E(F3) 検索ボックスを開く
Ctrl + Shift + F 高度な検索
Esc 検索を終了
カレンダー Ctrl + Shift + A 新規予定
Ctrl + Shift + Q 新規会議出席依頼
Ctrl + G 日付にジャンプ
Ctrl + ← / → 前/次の期間に移動
Ctrl + Home 今日に戻る

まとめ

Outlookのショートカットキーは数百種類ありますが、まず10個を覚えるだけで日々の業務が大幅に効率化されます。

カテゴリ 最重要ショートカット
メール作成・送信 Ctrl+N / Ctrl+Enter / Ctrl+R / Ctrl+F
メール管理 Ctrl+Q / Delete / Insert(フラグ)
画面切り替え Ctrl+1(メール)/ Ctrl+2(カレンダー)
検索 Ctrl+E / F3
カレンダー Ctrl+Shift+A(予定)/ Ctrl+G(日付移動)

「まず3つ覚える→使い続ける→次の3つ」というサイクルで少しずつ増やしていくのが、最も効果的な覚え方です。ぜひ今日から試してみてください。

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IT解決チャンネル編集部
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