席にいるのに「退席中」になっている——在宅勤務が広がってから、この表示を気にする人が増えました。

資料を読んでいただけ、電話をしていただけでも、Teamsは容赦なく退席中に切り替えます。サボっていると思われないか、気になるのは自然なことです。

退席中になるのは、マウスとキーボードの操作が約5分間なかったとき。
そして「連絡可能」を期間指定で設定すれば、一日中固定できます。

この記事では、ステータスの仕組みと固定方法、そして思ったとおりに表示されない5つの原因を解説します。

ステータスの種類と意味

表示 意味 通知
連絡可能(緑) 対応できる状態 届く
取り込み中(赤) 作業に集中したい 届く
応答不可(赤) 中断されたくない 届かない
すぐ戻ります(黄) 短時間の離席 届く
退席中(黄) 離席中(自動でも切り替わる) 届く
オフライン(灰) サインアウト・非表示 届く(後で確認)

「取り込み中」と「応答不可」の違いは覚えておく価値があります。応答不可は通知そのものが届かなくなるため、本当に集中したいときに使います。ただし急ぎの連絡にも気づけません。

ステータスを手動で変える

  1. 画面右上のプロフィール画像をクリック
  2. 現在のステータス表示をクリック
  3. 設定したいステータスを選ぶ

ただし、この方法では操作をやめると再び自動で退席中に戻ります。固定したい場合は次の方法を使ってください。

【本命】期間を指定して固定する

これが最も確実で、安全な方法です。

  1. プロフィール画像 → ステータス表示をクリック
  2. 「期間」を選ぶ
  3. ステータスを「連絡可能」にする
  4. リセットのタイミングを「今日」に設定する
  5. 完了をクリック

これで、その日は操作していなくても「連絡可能」のまま維持されます

リセットのタイミングは「30分」「1時間」「今日」「今週」などから選べます。会議や来客で長時間離席するときは「1時間」のように、実態に合わせて使い分けてください。

マウスを動かし続けるツールを使う方法が紹介されることがありますが、会社のパソコンでは規則違反になる可能性があります。この期間指定の機能を使えば、標準機能だけで解決できます。

思ったとおりに表示されない5つの原因

原因1:5分間の無操作(基本の仕組み)

マウス・キーボードの入力が約5分間ないと、自動的に退席中になります。この時間は変更できません。

資料を読む、紙の書類を見る、電話をする——どれも「無操作」と判定されます。前述の期間指定で固定してください。

原因2:パソコンがスリープ・画面オフになっている

パソコンがスリープすると、Teamsは通信を止めるため退席中やオフラインになります

離席せずに固定したい場合は、Windowsの設定 → システム → 電源とバッテリーから、画面とスリープの時間を長めに調整してください。

ただし会社のセキュリティポリシーで画面ロックの時間が決められていることがあります。勝手に延ばさず、規則を確認してください。

原因3:Outlookの予定表と連動している

TeamsのステータスはOutlookの予定表と自動的に連動します。予定が入っていると、実際には空いていても「会議中」と表示されます。

仮の予定や、参加しない会議の招待が入っていると、これが起きます。予定の公開方法を「空き時間」に変えると表示に反映されなくなります。

予定表の操作は Outlookの予定表の使い方 で解説しています。

原因4:スマホなど他の端末でサインインしている

複数の端末でTeamsにサインインしていると、状態が混ざります。

パソコンは退席中、スマホはアクティブ——といった状況で、意図しない表示になることがあります。

使っていない端末ではサインアウトするか、アプリを完全に終了してください。スマホアプリはバックグラウンドで動き続けるため、タスクから消す必要があります。

原因5:相手の画面で更新されていない

ステータスの反映には数分かかることがあります。自分の画面では変わっているのに、相手にはまだ古い表示が見えている、という状態です。

急ぎの用件なら、ステータスに頼らずチャットで直接聞くほうが確実です。

ステータスメッセージを活用する

色だけでは伝わらない情報は、ステータスメッセージで補えます。

  1. プロフィール画像をクリック
  2. 「ステータスメッセージを設定」を選ぶ
  3. メッセージを入力する

「誰かが自分にメッセージを送るときに表示する」にチェックを入れると、相手がチャットを打とうとした瞬間に表示されます。これが実務ではかなり効きます。

使いやすい文例

  • 本日16時まで外出。急ぎの場合は電話をください
  • 資料作成に集中しています。返信は15時以降になります
  • 8/15まで夏季休暇です(代理:山田)

いつ戻るか急ぐときの連絡手段を書いておくと、相手が判断できます。「取り込み中」の赤い表示だけより、はるかに親切です。

表示期間も設定できるので、休暇の予定を先に入れておくこともできます。

通知を止めたいだけなら

ステータスを変えなくても、通知だけを止める方法があります。集中したいだけなら、こちらのほうが適切なことも多いです。

  • 応答不可にする(通知が届かなくなる)
  • 集中時間を設定する
  • 特定のチャネルだけ通知をオフにする

細かい設定は Teamsの通知設定を最適化する方法 でまとめています。

よくある質問(FAQ)

Q. 退席中になる5分という時間は変えられますか?

変更できません。Teams側で固定されている仕様です。期間指定でステータスを固定するのが唯一の解決策になります。

Q. 「オフライン」に見せることはできますか?

できます。ステータスから「オフライン」を選ぶと、実際には使っていても相手にはオフラインと表示されます。

ただしメッセージ自体は届きますし、既読も付きます。読んだことは相手に分かる点に注意してください。

Q. 他の人のステータスが常に「退席中」です

その人がパソコンを操作していないだけか、スリープ状態です。ステータスは在席の証明ではありません。連絡が必要ならメッセージを送り、返信を待つのが確実です。

Q. ステータスで勤務状況を管理されますか?

ステータス自体は勤怠管理の機能ではありません。ただし組織によっては利用状況のレポートを管理者が確認できる場合があります。

気になる場合は、就業規則や社内のルールを確認してください。

Q. スマホアプリでも固定できますか?

できます。プロフィールアイコンからステータスを変更し、期間を指定してください。ただしパソコン側の状態が優先されることがあるため、両方で確認するのが確実です。

まとめ

  • 退席中になるのは約5分間の無操作。この時間は変更できない
  • 固定するなら「期間」を指定して「連絡可能」+「今日」を選ぶ
  • マウスを動かし続けるツールは会社では避ける。標準機能で解決できる
  • 思ったとおりにならない原因は①無操作 ②スリープ ③Outlookの予定 ④他の端末 ⑤反映の遅れ
  • ステータスメッセージに「いつ戻るか」「急ぎの連絡手段」を書くと親切
  • 集中したいだけなら通知設定で対応するほうが適切なことも多い

ステータスは相手が連絡してよいか判断するための目印です。正確に見せることより、ステータスメッセージで意図を伝えるほうが、実務では役に立ちます。

Teamsの使い方全般は Teams会議の使い方Teamsチャットを使いこなす便利機能まとめ もあわせてご覧ください。

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