受信トレイにメールが溜まって、大事なメールを見落とした経験はありませんか。Outlookの仕分けルールを使えば、「特定の相手からのメールを自動でフォルダに振り分ける」といった整理を自動化できます。

この記事では、新しいOutlook・Web版での仕分けルールの作り方から、条件・アクションの設定、ルールの編集・削除・優先順位までわかりやすく解説します。

仕分けルールとは?

仕分けルールは、受信したメールを条件に応じて自動で処理する機能です。例えば次のようなことができます。

  • 特定の送信者からのメールを指定フォルダに移動する
  • 件名に特定の言葉が含まれるメールを分類する
  • 重要なメールに自動でフラグを付ける
  • 不要なメールを自動で削除する

ルールには「名前・条件・アクション」の3つが必要です。「どんなメールを(条件)」「どうするか(アクション)」を決める、と考えると分かりやすいです。

仕分けルールの作り方(新しいOutlook)

方法1:メールから素早く作る

  1. ルールの対象にしたいメールを右クリック
  2. ルール」→「ルールの作成」を選ぶ
  3. 移動先のフォルダを指定する
  4. 「OK」をクリック

「この送信者からのメールは、いつもこのフォルダへ」という設定を素早く作れます。

方法2:設定から詳しく作る

  1. 画面右上の「設定」(歯車アイコン)をクリック
  2. メール」→「ルール」を選ぶ
  3. 新しいルールの追加」をクリック
  4. ルール名・条件・アクションを設定する
  5. 「保存」をクリック

条件の種類(どんなメールを対象にするか)

条件
差出人(送信者) 特定の人・会社からのメール
宛先・CC 自分が宛先/CCに入っているメール
件名に含む言葉 件名に「請求書」が入っているメール
本文に含む言葉 本文に特定のキーワードがあるメール
重要度 重要度が「高」のメール

アクションの種類(メールをどうするか)

アクション 内容
フォルダーに移動 指定したフォルダに振り分ける
フラグを付ける 後で対応するメールに目印を付ける
分類項目を割り当て 色分けで分類する
転送する 別のアドレスに転送する
削除する 不要なメールを自動削除する
既読にする 自動で開封済みにする

仕分けルールの作成例

例:取引先からのメールを「取引先」フォルダに自動で振り分ける

  1. 設定 → メール → ルール →「新しいルールの追加」
  2. ルール名:「取引先メール」
  3. 条件:差出人が「torihiki@example.com」
  4. アクション:フォルダー「取引先」に移動
  5. 保存

これで、その取引先からのメールは自動的に「取引先」フォルダに入るようになります。

ルールの編集・削除・無効化

操作 方法
編集 設定 → メール → ルールで、対象ルールを選んで内容を変更
削除 ルールの一覧で削除ボタン(ゴミ箱)をクリック
一時的に止める ルール名の横のトグルをオフにする(削除せず無効化)

「今は使わないけど後で使うかも」というルールは、削除せずトグルでオフにしておけます。

ルールの優先順位(適用される順番)

複数のルールがある場合、一覧の上から順に適用されます。ルールをドラッグするか上下ボタンで、順番を入れ替えられます。

また「以降のルールは処理しない」をオンにすると、1つのメールが複数の条件に当てはまっても、最初のルールだけが適用されます。意図しない二重処理を防げます。

よくある質問

ルールが動かない

ルールのトグルがオフになっていないか、条件が正しいか確認してください。また、すでに受信済みのメールには自動適用されないため、過去のメールには手動でルールを実行します。

振り分け先のフォルダがない

先にフォルダを作成しておく必要があります。フォルダ一覧を右クリック →「新しいフォルダー」で作成できます。

まとめ

Outlookの仕分けルールを使えば、受信メールを自動で整理でき、大事なメールの見落としを防げます。まずは「特定の相手からのメールをフォルダに振り分ける」シンプルなルールから始めてみてください。

受信メールを別のアドレスに送りたい場合は、Outlookでメールを自動転送する方法もあわせてご覧ください。Outlookの基本はOutlookの使い方ガイドで解説しています。

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