Outlookのファイル添付は基本操作だけでなく、サイズ制限・ブロックされる拡張子・受信した添付の保存方法など、知っておきたいポイントがいくつかあります。

この記事では、添付の基本手順から大容量ファイルへの対処・ブロック解除・受信添付ファイルの一括保存まで解説します。

この記事でわかること
・ファイルを添付して送信する基本手順
・ドラッグ&ドロップで添付する方法
・添付ファイルのサイズ制限と上限を超えた場合の対処法
・OneDriveリンク共有で大容量ファイルを送る方法
・添付できない拡張子(.exe・.bat等)の対処法
・受信した添付ファイルをPCに保存する方法
・添付ファイルをメール本文中でプレビューする方法

ファイルを添付する基本手順

ボタンから添付する

  1. 新しいメール」または返信・転送のメール作成画面を開く
  2. 添付ファイル」ボタン(クリップのアイコン)をクリックする
  3. このコンピューターからファイルを選択」をクリックする
  4. 添付したいファイルを選択して「開く」をクリックする

複数ファイルを同時に選択する場合はCtrlを押しながらクリックします。

ドラッグ&ドロップで添付する

エクスプローラーからメール作成画面に直接ドラッグするだけで添付できます。複数ファイルをまとめてドラッグしても一度に添付できます。

コピー&ペーストでも添付できます。エクスプローラーでファイルをCtrl+Cでコピーしてから、メール作成画面でCtrl+Vを押すと添付されます。スクリーンショット(画像)をそのままペーストすることもできます。

添付ファイルのサイズ制限

Outlookでメールに添付できるファイルサイズには上限があります。

環境 一般的な上限の目安
Outlook.com(個人) 20MB
Microsoft 365(法人) 管理者の設定による(一般的に25MB〜150MB)
受信先のメールサーバー 相手先サーバーの設定による(10MB以下のことも)
⚠️ 送信側がOKでも受信側で制限にかかることがあります。特に相手が異なるメールシステム(Gmail・社外の会社など)の場合、相手のサーバーが受け取れないことがあります。重要なファイルを送る場合は、クラウド経由の共有リンクが確実です。

大容量ファイルをOneDriveリンクで送る

サイズが大きいファイルは、OneDriveにアップロードして共有リンクをメールに添付する方法が確実です。

  1. メール作成画面で「添付ファイル」→「クラウドの場所を参照」または「OneDriveからリンクを挿入」をクリックする
  2. OneDrive上のファイルを選択する
  3. リンクとして共有」を選択する(「ファイルのコピーを添付する」を選ぶとファイル本体が添付される)
  4. メール本文中にOneDriveの共有リンクが挿入される
💡 リンク共有の権限設定に注意してください。「リンクを知っていれば誰でも編集可」にすると、相手がリンクを転送した場合に第三者がアクセスできます。機密ファイルは「特定のユーザーのみ」や「表示のみ」に設定してから送ることを推薦します。設定はOneDriveの共有設定から変更できます。

添付できない拡張子(ブロックされるファイル形式)

Outlookはセキュリティ上の理由から、実行可能ファイルなど特定の拡張子の添付をブロックします。

ブロックされる主な拡張子

.exe / .bat / .cmd / .pif / .scr / .vbs / .js / .jar / .msi などが代表的です。

対処法

対処法 手順
ZIPで圧縮して送る ファイルを右クリック→「ZIPファイルに圧縮」してから添付する
拡張子を変更して送る 例:「setup.exe」→「setup.exe_」にリネームしてから送付し、受信者に元の名前に戻すよう伝える
クラウドリンクで送る OneDrive・GoogleDriveにアップロードして共有リンクを送る
⚠️ パスワード付きZIPは注意が必要です。日本ではPPAP(パスワード付きZIPをメールで送り、パスワードを別メールで送る)と呼ばれる方式がかつて一般的でしたが、現在はセキュリティ上の問題から多くの企業でPPAP禁止のポリシーが設定されています。送付前に相手先のポリシーを確認してください。

受信した添付ファイルをPCに保存する

1件ずつ保存する

  1. メールを開いて添付ファイルのアイコンを確認する
  2. 添付ファイルのアイコンを右クリック→「名前を付けて保存」をクリックする
  3. 保存先フォルダーを選択して「保存」をクリックする

複数の添付ファイルをまとめて保存する

  1. メールを開いて添付ファイルのエリアをクリックする
  2. すべての添付ファイルを保存」をクリックする(または添付ファイルを複数選択して右クリック→「保存」)
  3. 保存先フォルダーを選択する
添付ファイルはメール内に保存されているため、メールを削除すると添付ファイルも失われます。重要な添付ファイル(契約書・設計図・写真など)は必ずPCやクラウドストレージに別途保存しておいてください。また、添付ファイルはOutlookのメールボックス容量を消費するため、大容量の添付がある古いメールを削除するとメールボックスの空き容量を増やせます。

添付ファイルをメール内でプレビューする

Outlookの閲覧ウィンドウでメールを選択すると、添付ファイルのアイコンが表示されます。Wordファイル・Excelファイル・PDF・画像などは、ダブルクリックしてアプリで開く前にメール内でプレビューできます。

  1. メールを選択して添付ファイルのアイコンをクリックする
  2. プレビューウィンドウに内容が表示される
  3. ファイルを開く」をクリックすると対応アプリで開く

まとめ:ファイル添付のチェックポイント

状況 対処
サイズ制限に引っかかる OneDriveリンク共有に切り替える
.exeなどがブロックされる ZIPで圧縮する / 拡張子を変更する / クラウドリンクで送る
受信した添付を一括保存したい 「すべての添付ファイルを保存」を使う
大量の添付でメールボックスが重くなった 添付ファイルをPCに保存してから元メールを削除する
機密ファイルをリンクで送りたい OneDriveの共有設定で「特定のユーザーのみ」「表示のみ」に設定する
ABOUT ME
IT解決チャンネル編集部
ExcelやWord、Windows、Googleスプレッドシートなど、ビジネスで使うITツールの使い方を初心者にもわかりやすく解説しています。関数の使い方から実務で役立つ応用テクニックまで、画像付きでていねいに紹介。パソコン操作で困ったときの頼れる情報源を目指しています。