Teamsのチャットは「送って読む」だけでなく、保存・固定・引用返信・書式設定などの機能を使うことで、情報の整理や伝わりやすさが大幅に向上します。

この記事では、知っておくと便利なチャット機能を体系的に解説します。

この記事でわかること
・重要なメッセージを「保存」して後で見返す方法
・メッセージを「ピン留め」してチャット上部に固定する方法
・「引用返信」で文脈を明確にする方法
・「未読にする」で後で読むメッセージをマークする方法
・チャット一覧の整理(ミュート・非表示・お気に入り)
・Markdown書式設定(太字・コードブロック・箇条書き・テーブル)

【機能①】メッセージを「保存」して後で見返す

重要な情報や後で参照したいメッセージを、自分専用のメモとして保存できます。

保存の手順

  1. 保存したいメッセージにマウスをあてると、右上にアイコンが表示される
  2. ・・・(その他の操作)」をクリック
  3. このメッセージを保存する」を選択

保存済みメッセージの確認方法

  • 右上のプロフィールアイコンをクリック → 「保存済み」を選択
  • または検索ボックスに「/saved」と入力して Enter
活用例:「後で確認する資料リンク」「承認が必要なメッセージ」「参考になる情報」などを保存しておくと、流れてしまったメッセージをすぐ見つけられます。

【機能②】メッセージを「ピン留め」してチャット上部に固定する

会議のURL・ルール・重要なお知らせなど、全員が繰り返し参照するメッセージをチャット上部に固定できます。

ピン留めの手順

  1. 固定したいメッセージの「・・・」をクリック
  2. ピン留めする」を選択
  3. チャット・チャンネル上部の「ピン留め済みメッセージ」エリアに表示される
📌 保存 vs ピン留めの違い
保存:自分だけが見られる個人メモ
ピン留め:チャット参加者全員が見られる共有の固定情報

【機能③】「引用返信」で文脈を明確にする

会話が長くなってどのメッセージへの返信か分からなくなるとき、引用返信で文脈を明確にできます。

引用返信の手順

  1. 返信したいメッセージにマウスをあてる
  2. 右上に表示される「返信」ボタンをクリック(または「・・・」→「引用」)
  3. 入力欄に対象メッセージが引用された状態でメッセージを書く
  4. 送信する

引用されたメッセージは薄い背景で表示され、誰の発言に対する返信かが一目で分かります。グループチャットや活発なチャンネルで特に効果的です。

【機能④】「未読にする」で後で確認するメッセージをマークする

読んだメッセージを「未読状態に戻す」ことで、後で必ず確認したいメッセージに目印をつけられます。

手順

  1. 未読にしたいメッセージの「・・・」をクリック
  2. 未読にする」を選択
  3. サイドバーのチャット名に未読バッジが表示される
✅ 「今すぐ返信できないけど忘れたくない」というメッセージに使いましょう。TODOの代わりとして使うのが便利です。スラッシュコマンド「/unread」で未読一覧をまとめて確認できます。

【機能⑤】チャット一覧の整理:ミュート・非表示・お気に入り

チャットが増えてきたら、以下の機能で整理しましょう。

機能 効果 使いどき
お気に入り チャット一覧の上部に固定表示 頻繁に使うチャット・重要な相手
ミュート 通知は届かないが、チャットは残る 通知は不要だが会話は確認したいグループ
非表示 一覧から見えなくなる(新メッセージで復活) 当面使わないが削除はしたくないチャット

操作手順

  1. チャット一覧で対象チャットを右クリック(またはカーソルをあてて「・・・」をクリック)
  2. 「お気に入りに追加」「ミュート」「非表示」を選択

【機能⑥】書式設定(Markdown)でメッセージを見やすくする

TeamsのチャットではMarkdown記法を使って文字を装飾できます。報告・共有・手順説明のメッセージが格段に見やすくなります。

書式入力モードの開き方

メッセージ入力欄の下にある「A(書式設定)」ボタンをクリック、または Ctrl + Shift + X で書式ツールバーを表示します。

⚠️ 書式モードでは Enter が改行になります。送信は Ctrl + Enter です(通常モードでは Enter 送信)。

使えるMarkdown記法一覧

書式 入力方法 表示例
太字 **テキスト** または Ctrl+B 太字
斜体 *テキスト* または Ctrl+I 斜体
下線 Ctrl+U 下線
取り消し線 ~~テキスト~~ 取り消し線
コードブロック(インライン) `コード`(バッククォート1つ) 等幅フォントで表示
コードブロック(複数行) “`(バッククォート3つ)で囲む グレー背景の複数行コード
見出し # 見出し1 / ## 見出し2 大きな文字で表示
箇条書き * または – の後に半角スペース ・ 箇条書き
番号付きリスト 1. 2. 3. 1. 番号付き
引用 > テキスト 縦線付きで引用表示
テーブル 書式ツールバーのテーブルアイコン 表が挿入される

コードブロックの使用例

プログラムコードや設定値、コマンドを共有するときにコードブロックが便利です:

入力例:

```
git clone https://example.com/repo.git
cd repo
npm install
```

これで等幅フォント・グレー背景のコードブロックとして表示されます。エンジニアチームでのコード共有や、コマンド手順の共有に役立ちます。

送信ミスを防ぐ:改行と送信の使い分け

Teamsのチャットでは Enter キーを押すとすぐ送信されます。複数行のメッセージを書くときは以下を使いましょう。

操作 動作
Enter メッセージを送信(通常モード)
Shift + Enter 改行する(送信しない)
Ctrl + Enter 書式ツールバー表示時の送信
↑(上矢印) 入力欄が空のとき:直前のメッセージを編集

まとめ:チャット便利機能の早見表

やりたいこと 機能・操作
重要メッセージを後で見返したい 「・・・」→「このメッセージを保存する」
全員が参照する情報を固定したい 「・・・」→「ピン留めする」
どのメッセージへの返信か明確にしたい 「返信」ボタンで引用返信
後で返信するメッセージに目印をつけたい 「・・・」→「未読にする」
よく使うチャットを上部に固定したい 右クリック → 「お気に入りに追加」
通知は不要だがチャットは残したい 右クリック → 「ミュート」
メッセージを見やすく装飾したい Ctrl+Shift+X で書式ツールバーを表示
改行したい(送信せず) Shift + Enter
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IT解決チャンネル編集部
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