メールの量が増えると、「あのメールどこにあったっけ?」と探すのに時間がかかります。Outlookの検索機能を使いこなすと、数千件のメールの中から目的のものを素早く見つけられます。

この記事では、基本的なキーワード検索から条件での絞り込み・検索演算子・検索フォルダーの活用まで解説します。

この記事でわかること
・Outlookでメールを検索する基本手順
・差出人・件名・期間・添付ファイルで絞り込む方法
・検索演算子(from: / subject: / hasattachment: など)の使い方
・AND / OR / NOT 検索の方法
・検索フォルダーで条件を保存して繰り返し使う方法
・検索がうまくいかないときの対処法

メールを検索する基本手順

  1. Outlookの画面上部の検索ボックスをクリックする(またはCtrl+Eを押す)
  2. 探したいキーワードを入力する
  3. Enterキーを押すと検索結果が表示される

件名・本文・差出人・宛先など、メール内のすべての情報を対象に検索されます。

検索範囲の切り替え:既定では「すべてのメールボックス」が検索対象ですが、特定のフォルダー内だけを検索したい場合は、そのフォルダーを開いた状態で検索すると現在のフォルダーのみが対象になります。検索ボックスの下にある「現在のフォルダー」「すべてのメールボックス」を切り替えることもできます。

条件で絞り込む

検索後、検索ボックス付近に表示される絞り込みフィルターを使うと、さらに条件を追加できます。

絞り込み条件 説明 使いどころ
差出人 特定の人から届いたメールのみ表示 取引先・上司からのメールを絞り込む
件名 件名にキーワードを含むメールを表示 プロジェクト名・案件名で絞り込む
期間 今日・今週・先月・指定期間など 「先月送ったメール」を探す
添付ファイル 添付ファイルがあるメールのみ表示 資料・契約書が添付されたメールを探す
フォルダー 特定フォルダー内のみ検索 アーカイブや特定取引先フォルダーを探す
未読のみ 未読メールのみ表示 見逃した重要メールを確認する

検索演算子で精度を上げる

検索ボックスに特定の書式でキーワードを入力すると(検索演算子)、より正確に絞り込めます。

基本の検索演算子一覧

入力例 意味
from:山田 差出人の名前またはメールアドレスに「山田」を含むメール
from:yamada@example.com 特定のメールアドレスからのメール
to:田中 「田中」宛てに送ったメール(送信済みアイテム等)
subject:請求書 件名に「請求書」を含むメール
body:見積もり 本文に「見積もり」を含むメール
hasattachment:yes 添付ファイルがあるメール
hasattachment:no 添付ファイルがないメール
received:今週 今週受信したメール
received:>2024/01/01 2024年1月1日以降に受信したメール
isread:no 未読メール
isflagged:yes フラグが付いているメール

複数の条件を組み合わせる(AND / OR / NOT)

入力例 意味
from:山田 subject:請求書 山田さんからの、件名に「請求書」を含むメール(スペース区切りはAND)
from:山田 OR from:田中 山田さんまたは田中さんからのメール(ORは大文字)
subject:請求書 NOT subject:見積もり 件名に「請求書」を含むが「見積もり」は含まないメール(NOTは大文字)
"見積もり 4月" 「見積もり」と「4月」が両方含まれ、かつその2語がセットで含まれるメール(フレーズ検索)
💡 実用例:「先月、山田さんから届いた、添付ファイル付きのメール」を探す場合:
from:山田 hasattachment:yes received:先月
このように複数の演算子を組み合わせると、条件が絞り込まれて目的のメールが一発で見つかります。

詳細検索を使う(従来のOutlookデスクトップ版)

従来のOutlook(2019/2021/Microsoft 365デスクトップ版)では、より詳細な検索条件を画面上で設定できます。

  1. 検索ボックスをクリックして「検索」タブを表示する
  2. 「差出人」「件名」「受信日時」「添付ファイル」「フォルダー」などのボタンから絞り込み条件を追加する
  3. または「詳細な検索」(Ctrl+Shift+F)をクリックするとダイアログが開き、すべての条件を一括設定できる

検索フォルダーで条件を保存して繰り返し使う

「添付ファイルがある未読メール」「フラグ付きのメール全件」など、よく使う検索条件を「検索フォルダー」として保存できます。検索フォルダーはフォルダーパネルに表示され、クリックするだけで毎回同じ条件で検索した結果を表示します。

検索フォルダーの作成手順(デスクトップ版)

  1. フォルダーパネルの「検索フォルダー」を右クリックする
  2. 新しい検索フォルダー」をクリックする
  3. テンプレート一覧から条件を選ぶ(「既読のメール」「フラグを設定したメール」「添付ファイルのあるメール」など)
  4. 「カスタム検索フォルダー」を選ぶと差出人・件名などを自由に指定できる
  5. 「OK」をクリックすると検索フォルダーが作成される
検索フォルダーはメールの実体を移動しているわけではありません。条件に一致するメールへの「ショートカット」のようなもので、元のフォルダーにメールは残ります。検索フォルダーからメールを削除すると、元のフォルダーからも削除されるため注意してください。

検索がうまくいかないときの対処法

検索してもヒットしない・古いメールが見つからない場合、検索インデックスが更新されていない可能性があります。

詳しい対処手順はOutlookで検索してもヒットしない原因と対処法をご覧ください。

まとめ:Outlook検索のポイント

やること 方法
基本検索 検索ボックスにキーワードを入力してEnter(Ctrl+Eで検索ボックスへ)
差出人を絞り込む from:名前 または検索後のフィルターから
件名を絞り込む subject:キーワード
添付ファイルがあるメール hasattachment:yes
期間を絞り込む received:先月 または検索後のフィルターから
複数条件を組み合わせる スペース区切りでAND / OR・NOTは大文字で
よく使う条件を保存 検索フォルダーを作成する
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IT解決チャンネル編集部
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