リモートワークや拠点をまたぐ会議では、OutlookのカレンダーからTeams会議を直接設定することで、参加者への招待と会議リンクの共有を一度の操作で完結できます。

この記事では、OutlookからTeams会議を作成して招待を送る手順・会議リンクの共有方法・アドインが表示されないときの対処法を解説します。

この記事でわかること
・OutlookカレンダーからTeams会議を新規作成する手順
・参加者を招待して会議リンクを送る方法
・会議リンクをメールやチャットで別途共有する方法
・既存の予定にTeams会議リンクを追加する方法
・「Teams会議」ボタンが表示されない場合の対処法
・会議のオプション設定(ロビー・レコーディングなど)

OutlookからTeams会議を作成する手順

新しいOutlook・Web版の場合

  1. 左のナビゲーションで「カレンダー」をクリックして予定表を開く
  2. 会議を設定したい日時をクリックして「新しいイベント」を作成する(または「新しいイベント」ボタンをクリック)
  3. 予定の詳細入力画面で「Teams会議を追加」トグルをオンにする
  4. タイトル・日時・参加者のメールアドレスを入力する
  5. 送信」をクリックすると参加者にTeams会議リンク付きの招待メールが送られる

従来のOutlookデスクトップ版(2019/2021/Microsoft 365)の場合

  1. カレンダービューを開き、「ホーム」タブ→「新しい会議」をクリックする(またはCtrl+Shift+Q)
  2. 会議の詳細入力画面が開く
  3. リボン上部の「Teams会議」ボタンをクリックする
  4. メール本文にTeams会議のリンクが自動挿入される
  5. 「宛先」に参加者のメールアドレスを入力して「送信」をクリックする
参加者の空き時間を確認するには「スケジュールアシスタント」を使います。会議作成画面で「スケジュールアシスタント」タブをクリックすると、参加者全員のカレンダーを横断して空き時間を一覧表示できます。社内のMicrosoft 365ユーザー同士であれば予定が自動取得されます。

会議リンクを別途共有する方法

招待メール経由ではなく、会議リンクだけをTeamsチャットやメールで共有したい場合の手順です。

  1. カレンダーで対象の会議をクリックして詳細を開く
  2. 本文中の「Microsoft Teams会議に参加する」というリンクを右クリックする
  3. 「リンクのコピー」をクリックする
  4. コピーしたリンクをメール・Teams・チャットに貼り付けて共有する

既存の予定にTeams会議を追加する

すでに作成した予定(対面会議の予定など)をTeams会議に変更したい場合:

  1. カレンダーで対象の予定をダブルクリックして編集画面を開く
  2. 「Teams会議を追加」ボタン(新しいOutlook)またはリボンの「Teams会議」ボタン(デスクトップ版)をクリックする
  3. Teams会議リンクが本文に追加されたら「更新プログラムを送信」をクリックして参加者に更新を通知する

会議のオプションを設定する

会議作成後に参加者のロビー(待機室)設定・レコーディング許可・プレゼンター権限などを変更できます。

  1. カレンダーで対象の会議を開く
  2. 本文中の「会議のオプション」リンクをクリックする(ブラウザが開く)
  3. 以下の設定を変更できる
設定項目 内容
ロビーを通過できるユーザー 全員・組織内のユーザー・招待されたユーザーのみなど
発表者の役割 全員・組織内のユーザー・特定の参加者のみ
出席者のマイクを許可する 参加者が自分でマイクをオン/オフできるかを制御
会議のレコーディングを自動開始 会議開始と同時に自動でレコーディングを始める
💡 社外の参加者が含まれる会議では「ロビーを通過できるユーザー」を「招待されたユーザーのみ」にすることを推薦します。設定を「全員」にすると、リンクを知っている人なら誰でも会議に参加できてしまうため、機密性のある会議では注意が必要です。

「Teams会議」ボタンが表示されない場合の対処法

Outlookのカレンダー画面に「Teams会議」ボタンが表示されない場合、いくつかの原因が考えられます。

原因①:Teamsアドインが無効になっている

  1. ファイル」→「オプション」→「アドイン」をクリックする
  2. 「管理」で「COMアドイン」を選択して「設定」をクリックする
  3. Microsoft Teams Meeting Add-in for Microsoft Office」のチェックが外れていたらオンにして「OK」をクリックする

原因②:TeamsとOutlookのアカウントが異なる

OutlookとTeamsで別のMicrosoftアカウントを使っている場合、Teams会議機能が連携されません。両方に同じアカウントでサインインしているか確認してください。

原因③:Teamsアプリがインストールされていない

OutlookにTeams会議ボタンを表示するには、PCにMicrosoft Teamsアプリがインストールされている必要があります(新しいOutlookはWebアドインのため不要な場合もある)。Teams公式サイトからインストールして再度Outlookを起動してください。

⚠️ 上記の対処を試してもボタンが表示されない場合は、PCを再起動してからOutlookとTeamsを再度起動してみてください。アドインの認識タイミングの問題で解決することがあります。それでも解決しない場合は、IT管理者に問い合わせてTeamsのポリシー設定を確認してもらってください。

定期的な会議(毎週・毎月)を設定する

週次ミーティングや月次報告会など、定期的に繰り返す会議は「繰り返し」設定を使うと毎回作成する手間が省けます。

  1. 会議作成画面で「繰り返し」(更新アイコンまたはボタン)をクリックする
  2. 繰り返しパターンを選択する(毎日・毎週・毎月・毎年)
  3. 繰り返す曜日・時刻・終了条件(終了日・回数・終了なし)を設定する
  4. 「Teams会議を追加」をオンにして送信する
定期会議はすべての回で同じTeams会議リンクが使われます。会議リンクが変わることがないため、参加者は毎回新しいリンクを確認する必要がなく、ブックマークしておくだけで参加できます。ただし定期会議を削除する際は「このイベントのみ」か「このイベントとそれ以降すべて」「すべてのイベント」を選択するダイアログが表示されます。

参加者の承諾・辞退状況を確認する

招待を送った後、参加者が承諾・辞退・仮承諾のどれを選んだかをOutlookで確認できます。

  1. カレンダーで対象の会議をクリックして開く
  2. 追跡」ボタン(または「トラッキング」タブ)をクリックする
  3. 参加者ごとの回答状況(承諾・辞退・仮承諾・未応答)が一覧で表示される
💡 「未応答」が多い場合はリマインダーメールを手動で送ることができます。会議を開いた状態でメール作成画面を呼び出し、承諾状況を確認するよう促すメールを該当者に送ってください。自動リマインダー機能はOutlookには標準搭載されていませんが、仮承諾や未応答の人数は必要人数(定足数)の確認に役立てられます。

会議のキャンセル・日程変更の手順

会議をキャンセルする

  1. カレンダーで対象の会議をダブルクリックして開く
  2. 会議のキャンセル」ボタンをクリックする
  3. キャンセル理由をメール本文に入力して「キャンセルの送信」をクリックする
  4. 参加者にキャンセル通知メールが届き、参加者の予定表からも会議が削除される

日程を変更する

  1. カレンダーで対象の会議をダブルクリックして開く
  2. 日時・場所などを変更する
  3. 更新プログラムを送信」をクリックする
  4. 参加者に更新通知メールが届き、参加者の予定表が自動更新される
⚠️ 「更新プログラムを送信」を忘れると参加者の予定表が更新されません。変更後は必ず送信してください。また定期会議の場合は「このイベントのみ変更」か「このイベントとそれ以降すべて」かを選択するダイアログが表示されます。

Teamsチャンネルミーティングとの違い

Teams会議には「スケジュールされた会議」と「チャンネルミーティング」の2種類があります。Outlookから作成するのは「スケジュールされた会議」です。

種類 特徴 向いているシーン
スケジュールされた会議
(Outlookから作成)
招待した参加者のみが参加可能。予定表に表示される。リンクを知っていれば外部ゲストも参加できる 少人数の打ち合わせ・社外を含む会議・特定メンバーとの定期会議
チャンネルミーティング
(Teamsアプリから作成)
チャンネルの全メンバーが参加できる。会議の録画・チャット履歴がチャンネルに保存される 部門全体の会議・記録を残したい会議・チャンネルメンバー全員が対象
外部の取引先を含む会議はOutlookから「スケジュールされた会議」で設定するのが基本です。チャンネルミーティングは社内ユーザーのみのTeamsチャンネルに限定されるため、外部ゲストを招待する場合はスケジュールされた会議を使ってください。

まとめ

  • OutlookカレンダーからTeams会議を作成するには「Teams会議を追加」をオンにして送信する
  • 送信すると参加者にTeams会議リンク付きの招待メールが届く
  • 定期会議は「繰り返し」設定を使うと毎回同じリンクで開催できる
  • 参加者の承諾状況は会議の「追跡」ボタンで確認できる
  • 日程変更後は必ず「更新プログラムを送信」で参加者の予定表を更新する
  • 社外を含む会議はOutlookから「スケジュールされた会議」で作成するのが基本
  • 「Teams会議」ボタンが出ない場合はCOMアドインの確認・TeamsとOutlookのアカウント一致・Teamsアプリのインストールを確認する
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IT解決チャンネル編集部
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